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2023年11月27日 Rules for Staff Work スタッフ部門の貢献

#11月27日  月曜日のランチタイムですね。いよいよ12月が迫って参りましたね。今年も残り1ヶ月。いい一年としたいものです。

今日のテーマは
#Rules_for_Staff_Work (スタッフ部門の規則)
#スタッフ部門の貢献

今日のテキストは、『 #マネジメント・フロンティア 』22章  #スタッフ機能の肥大化とその抑制  233〜236ページより

#スタッフ部門の仕事の目的はただ1つ
#現業に貢献し
#組織全体の業績に貢献することである

 スタッフ部門の効率化をはかるには、3年以内に欠勤を2分の1に減らすとか、2年以内に市場の細分化を把握し、製品ラインの数を3分の1に減らすというように、具体的な目標と期限を定めなければならない。そのような具体的な目標だけが、スタッフ部門の生産性を上げる。(中略)
 3年に1度、スタッフ部門のそれぞれの長と会い、この3年間に、わが社に実質的な変化をもたらすいかなる貢献をしたかを聞かなければならない。

当たり前すぎて、ぐうの音も出ない。

具体的な目標と期限を定め、現実との差異を確認する。この繰り返し、という地味だけれど、着実な取り組みを続けていくこと。この能力は、日本企業は他よりも優れている、と長年言われてきましたし、今もそうである、と感じています。

創業100年以上という企業が最も多い国が日本です。それは、短期の成功を追い求めて栄枯盛衰を短期で回すのではなく、栄枯盛衰がありながら、その長い時間の経過の中で、人材という長期の競争に勝ち抜ける資産を保ち続ける慣行です。長期の競争力の礎は人材であり、これからますますインフレが止まらず、国としても高賃金にせざるを得ない中で、人材に頼るしかありません。

その人材は、言われた通りに仕事をすれば良い、というものではなく、創意工夫にたけ、さらに、来るべき未来に備え提言できる人材こそが長期の競争力を作っています。そういう人材をあなたの組織は何人持てるか。そして、彼らに意欲高く仕事させられるか、それが大切となるのではないでしょうか。

より良い世界にするべく、無名の人たちが日々尽力することに光を当ててみるのも良いですね。午後からもお元気で!

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