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団塊世代の失敗 失われた30年間の失敗 7月14日 Unexpected Failure 予期せぬ失敗


#7月14日  金曜日 6時です。
今朝も #ドラッカー365 から #マネジメント 力を高めていきましょう。

このNOTEは、毎日たった5分で、世界最高峰の #ドラッカー・マネジメント を学び、リーダーとして必要な資質が学べるテキストです。

本日のテーマは、
#Unexpected_Failure
#予期せぬ失敗

日本企業は、本来創意工夫が得意なんです。ソニーもトヨタもホンダもヨーカドーも創意工夫で製品・サービスを磨いて成果を上げてきました。

ところが、凡なるサラリーマン経営陣は、創意工夫によってイノベーションを起こすことよりも、安易にできる値下げ戦略をとりました。その結果が、これまでのデフレ経済であり、高齢者たちが己の欲得のため、息子娘孫たち次世代に本来支援すべきなのに、逆に、皺寄せさせ、将来世代に負担を増やし、さらにもっとよこせ、という社会を作り上げ、財務省は税金を取りまくる。税金を払う者しか社会的価値はない、という価値観にしてしまっています。

やりたい放題やってきた団塊世代は、次世代よりも己を優先し、逃げ切ったと称する残念な世代です。彼らのせいで、不況は長引き、自民党をぶっ壊す、と首相は実行し、国家すら自滅させようという道へと進みました。

バブル期以降、30年にわたって、当時の団塊世代の経営陣が選択したのは、己の手を汚さず、次世代に負担を先送る、安易な道=人件費削減、材料費削減、運営費の削減、円高のため海外の安い工賃で製造できるよう海外製造拠点を移す、というコスト削減による製品・サービスを廉価にして、販売数量を増やす、という作戦でした。

就職氷河期→派遣社員→年収300万円時代→年収200万円時代、さらに派遣から搾取する派遣会社によって増大した低賃金世代、個人事業主という補償もないUber Eats労働者のような人々を常態化させ、優秀な日本民族の奴隷化→働いても幸せになれない社会、家庭も子供も持てない社会、将来の希望が見えない社会にしておいて、「自分らの頃は・・・」と自慢話を垂れ流す。

日本社会にとって、予期せぬ失敗とは、団塊世代そのものかもしれません。

 たしかに、予期せぬ失敗の多くは、間違い、物真似、無能の結果である。しかし、緻密に計画し、設計し、実行したものが失敗したときには、失敗そのものが、環境の変化すなわち機会の存在を示すことが多い。
 予期せぬ失敗は、顧客の認識や価値観の変化を示す。製品、サービス、市場、戦略が前提としているものは、あっという間に陳腐化する。顧客が価値観を変える。同じものを異なる価値観で買うようになる。

 災害後のように、彼らのツケは一旦凍結し、すべての費用を国任せにするのではなく、自己負担部分を見直し、希望が持てる社会・組織の構築に「社員の幸せを実現するために経営する」と頑張っている次世代の方々も少なくありません。

 グローバル化が進む一方で、ローカルも大切にする、という考え方も広がっています。たとえ先代が「予期せぬ失敗」をしたとしても、次世代の我々も同じ失敗を繰り返すわけにはいきません。イチローが引退した後に、大谷翔平が登場したように、現場で埋もれている次世代のスターたちがどの業界にも必ずいます。

予期せぬ失敗からイノベーションを起こしていきましょう。


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