宗教離れ・信者減少が進む一方で、メガチャーチ急増の一因にドラッカーあり。 10月17日 The Conscience of Society 社会の良心
#10月17日 お昼になりました。
今日のテーマは
#The_Conscience_of_Society (社会の良心)
#社会の良心
疫病、戦争、物価高・・・変化が激しく先が見えない世界です。そのためか、宗教やスピリチュアルを心の支えにする人が少なくない、と思われていました。
ところが、実際は、「教会離れ」「信者数激減」。宗教を支えにする人が減っているというのです。
今日のテキスト『 #経済人の終わり 』は、1930年代に記された #ドラッカー のデビュー作。1920年代、第一次大戦敗戦で被った破壊、戦勝国への巨額の賠償金、スペイン風邪、そして、不況により大量の失業者が生まれた状況で、多くの人たちが救いを神に求めたものの、神は絶望しか与えなかった、と記されています。
100年後の2020年代も疫病、宇露戦争、原油高・食品高等インフレ&増税で可処分所得減少による不況?になりつつあります。そのような不安が蔓延すると、神仏に頼る人が増えるはずですが、現在、教会離れ、神仏離れが進んでいるとか。
どういうことでしょう?
欧米で「教会離れ」
キリスト教信者、米国で減少中。
新興宗教も信者数が減少しています。
だが、「メガチャーチ」は急増
一方で、郊外や田舎に広大な敷地を持つ「メガチャーチ」と呼ばれる、礼拝出席者数2000人以上の教会は、60年代初頭には全米で16しかなかったが、00年には600、07年には1250、20年には1500前後と増え続け、上位50位は平均出席信徒数が週1万人以上にも及ぶ。
「メガチャーチ」が行なっていることは、コミュニティ活動。車社会で孤立がちな人たちが楽しさをもとに集まる場所として機能している、とのこと。この「メガチャーチ」の経営にマーケティングとマネジメントをもたらしたのが 『 #非営利組織の経営 』を記したドラッカーというのですから、面白いものです。
その1つがリック・ウォレン牧師が創設したサドルバック教会。
同教会の理念が「パーパス・ドリブン・チャーチ(PDC)」
昨今、「パーパス経営」(目的主導経営)という言葉も目にするようになりましたが、この理念とビジョン実現の観点から経営する手法は、そもそもドラッカーが「マネジメント」で示したことと思います。
さて、日本の宗教施設や宗教団体に、マーケティングもマネジメントもないのではないかと思います。信者離れ、檀家が高齢化してお祭りができない、という寺社が少なくないのですが、マーケティングやマネジメントを導入することを考えてもいいのではないでしょうか。
ACTION POINT
#社会において宗教は政治勢力ではなく良心たるべきものです 。
#今日の宗教の役割をどう見ますか
ということで、これからも彼の考え方を活かし、心豊かに収入増を実現する方法をご紹介します。参考にされたい方は、ハートマーク、フォローもよろしく。コメントもいただけると嬉しいです。それでは、今週もごきげんよう!
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