「翻訳家になりました」

さて、先日のトライアル合格後、案件受注のわずかな希望にすがりながら、日々の勉強も続けながら、この合格を機にいちはやくやったことがある。

それは、名刺を作ること。

翻訳家は資格などはないので名乗ってしまえばその日から翻訳家、とはいうものの、しかし何の実績も根拠もなく名乗るのは詐欺な気がする。かといって、ある程度の実績ができるのをただ待つのは厳しい。待っているだけで案件が入ってくるとも思えない。案件を獲得するには営業が必要で、営業には名刺は必須だ。

その名刺を作る時が、今なんじゃないか?
トライアルに合格したということは、一応、翻訳者とみなしてもよいというお墨付きをいただいたと考えて差し支えないと思われる。自分としても、ほぼ実績ゼロとはいえ名乗った時に後ろめたさを感じずに済む気がする。

というわけで、さっそくネットでちょっとオシャレな名刺デザインを選び、名前、職業、連絡先という必要最低限の情報だけを入れた超シンプル名刺を注文。会社だと100枚が最低ロットだけど、めずらしく50枚という初心者向けの枚数設定があったのがまたありがたかった。営業だ何だと威勢のいいことを言ってはみても、配れる機会も相手もそう多くはない。不良在庫を抱えずに様子見するのにちょうどいい枚数だ。

というわけで今は注文した名刺が届くのを今か今かと待っている。
2024年はこの名刺を配りまくって営業して、お金をもらって翻訳するのが目標だ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?