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文章をうまく、早くかけるようになりたい!!

これ、わたしも常々そう思っています。

文章の上達法として読書が挙げられることがあります。
しかしわたしは、
これは違うと思うのです。

実は少し前に質問サイトを眺めていて

「小論文が書けない。どうしたらいい?」

というようなものを見かけました。

どんな回答が来ているのだろう?
と興味津々に読んでいたら

「たくさん本を読んでください」

というものがありました。
それを見て、
わたしは「んんんんーーー」となりました。

本を読むことで
文章力は上がると思います。

実際に、たくさん本を読む人に
文章が上手な人は多いと思います。

しかし、イコールではありません。

本をたくさん読んでいても
文章はあまり上手ではない…という人もいるはずです。

じゃあ、文章上達のために本を読むのは無駄なのか?

と問われれば、それも違います。

『文章上達』
という一点に注目して読書をするのならば
必要なのは

1.目的意識
2.本のジャンル

この2点です。

【1】目的意識

★目的意識 について

この目的は『文章上達』ですね。

それならば、読んだ本の中から
・どんな表現が良いのか?
・どういう構成になっているのか?
・なぜ伝わるのか?
などなど
「良い文章」のエッセンスを掴もう!
という意識が必要になります。

例えば、わたしが小説を読んでいるときは
ストーリーの面白さを楽しんでいるので
文章の巧みさには
あまり意識が向いていません。

文章の上達を目標とするならば
内容のすばらしさよりも
文章の技術に目を向ける必要があります。

【2】ジャンル

実は、これがかなり大事です。

文章にはTPOがあります。

友だちにLINEを送るときの文章と
契約書を書くときの文章は違いますよね。

つまり、
書く内容や媒体、目的によって
文章は変化するのです。

これは意識的に変えている場合もありますし
無意識に変えている場合もあります。

文章上達を目指すのであれば、
自分が上達したい文章の本を読むべきです。

ビジネス書を書きたければビジネス書を読み
小説を書きたければ小説を読みます。

だから、報告書を上手に書きたいなら
本ではなく、上手な報告書を読むべきですし

論文をうまく書きたいのならば
上手な論文を読むべきです。

本を読むことはとても良いことです。
どんどん読みましょう!!

ただし、
できるだけ短い時間で
文章を上達させたい…と思うならば

自分が書きたい文章と同じジャンルの文章を
文章上達の目的で読んでください。

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