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#237 富岳風穴

先日、山梨県にある「西湖湖畔キャンプ場」へ行ってきました。

キャンプ場の近くに行って見たい観光地があったため、キャンプ場のチェックインを済ました後、そこに行くことに。

それがこちら。

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富岳風穴(ふがくふうけつ)という洞窟です。

洞窟内は3度の気温が保たれており、真夏でも涼しさを体感できる場所です。

入場料は350円、洞窟内は約10分程で帰ってこれる距離でした。


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西湖からは車で約10分くらい。



そもそも富岳風穴とはなんなのか。


全長201mの溶岩洞穴。貞観6年(864年)、富士山の側火山・長尾山の爆発の際に流出した溶岩流で誕生した横穴式の洞穴で、内部の気温が一定しているため、明治時代までは蚕(かいこ)の越冬に使われていました。

溶岩洞窟と呼ばれることも。

富士山の山腹にある側火山などの噴火により、山麓には何度も溶岩流が流出していますが、固まりかけた溶岩の内側からまだ固まらない溶岩が抜け出したものが溶岩トンネル。

富岳風穴の横穴(フィーディングパイプ型溶岩洞穴)は、流れ出る溶岩流の空気に触れる部分が内部より先に冷えて固まりますが、内部(下部)の溶岩流はそのまま流れ続け、その際に上部と内部との間に隙間(空洞)が生まれたもの。


 ※一部引用:https://tabi-mag.jp/yn0080/

お?また火山が出てきた。



以前に投稿したこちらの記事でも、湖と火山は親和性があると述べましたが、今回の洞窟についても火山について言及しています。


そもそも864年の噴火によってできたって、今の形を約1200年保っているのもすごい・・・。


山梨の歴史に富士山の火山あり。

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