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音楽業界が、Twitterに著作権侵害でUS$350億の賠償求め提訴

米国の経済誌「フォーブス(Forbes)」2023年06月15日に、NMPA(National Music Publishers Association/全米音楽出版社協会)は、著作権のある楽曲を含む投稿を放置し、クリエイターに損害を与える著作権侵害を助長したとして、Twitterを提訴した。訴状では、約1700の作品に対して数十万回の侵害行為があったとして、総額US$2億5000万(約350億円)の損害賠償を求めていと報告した。

Sony Music PublishingやUniversal Music Publishing Groupなど17社を代表してテネシー州の連邦裁判所に提訴したNMPAは、Twitterがユーザーから投稿された著作権侵害コンテンツを放置し、問題のあるコンテンツを掲載していた「私たちは、ホスティングやストリーミングを行い、著作権侵害を続ける人々に見て見ぬふりをしながら、プラットフォームを使い続けさせることを懸念しています。」と述べている。

TwitterのCEOは2022年11月に交代したが、Twitterの著作権侵害は創業者のジャック・ドーシー(Jack Dorsey)がCEOだった頃から指摘されてきたと言う。

NMPAによると、Twitterと競合するFacebook、Instagram、TikTokといった企業は、大手音楽会社とライセンス契約を結び、著作権侵害への対応に意欲を見せ続けてきたという。
一方、NMPAは、Twitterがドーシーの時代からライセンス契約を結ぶという重要な合意を無視しており、CEOのいーろん・マスク(Elon Musk)が就任した後もその姿勢は変わらなかったと主張しました。

2021年には、超党派の議員グループがドーシーに書簡を送った。
Twitterが適切な機関と音楽ライセンス契約を結んでいないことに対処するよう要求する予定である。

TwitterはMr.Maskの買収前に大手レコード会社3社とライセンス契約の締結を検討したと報道されていたが、Mr.Maskの買収後に話が停滞し、今回の訴訟に至ったと言われている。

NMPAは、2021年12月から週単位でTwitterに著作権侵害の通知を送り始めており、2023年6月の訴訟までにその数は30万件に達するとされている。

NMPAは、「Twitterは、何十億もの人々が毎日音楽を流出させ、ストリーミングしているという事実を十分に認識している。我々はもはや作詞家や音楽出版社への支払いを拒否することはできない。」と述べている。

しかし、音楽の著作権は、難しい。

音は音波という波であり、物がない。
ものは楽譜であるが、楽譜には音波がないし、奏でる人で音楽が変わる。

例えば、モーツアルトの楽譜は多く残っているが、同じ楽譜でも音波は全く違う。

モーツアルトは。ヨーロッパの多くの土地で演奏会を開催したが、それは絵しか残っていない。
それは、私の恩師が日本の持ち込んだ抽象的な言葉「デザイン」と同じである。

音楽やデザインは、人を心地よくさせるもので、それを音楽家やデザイナーが愚弄し、破壊して、著作権を主張している。

微風や森の木の奏でる音楽には、著作権などを主張できない。それを悪くコピーした音楽家が著作権を主張する。

それはデザイナーも同じである。

モーツアルトの楽譜から、ロックまで奏でることができる。

2023年03月30日---アップルは、音楽の最大の問題の一つを解決しようとしている。

https://www.forbes.com/sites/antoniopequenoiv/2023/06/14/twitter-sued-for-250-million-by-music-publishers-claiming-copyright-infringement/
https://note.com/digicreatorito/n/n31da48cb1b33
https://www.musicbusinessworldwide.com/music-publishers-sue-twitter-for-250m-alleging-rampant-infringement-of-copyrighted-music/

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