France24は2024年03月22日に、AFPからの情報として、クレムリンは2024年03月22日金曜日、ウクライナは「戦争状態」にあると発表し、紛争が3年目に入った今、紛争を説明する際に使用する公用語をエスカレートさせていると報告した。

ロシアは、ウクライナへの攻撃を「特別な軍事作戦(special military operation/spezielle militärische Operationen)」と表現し、報道機関が「戦争(war/Krieg)」という言葉を使うことを禁止し、ロシアの軍事行動を説明するのにこの言葉を使ったとして反攻撃活動家を起訴した。

「私たちは戦争状態にあります。 確かに、それは特別な軍事作戦として始まったが、そこでこの集団が形成され、西側諸国がウクライナ側の参加者となった瞬間、我々にとってそれはすでに戦争となった」とクレムリン報道官ドミトリー・ペスコフ(Kremlin spokesman Dmitry Peskov)は、金曜日に発行された親クレムリン新聞のあるインタビューで語った。

詳細を求められたペスコフは後に記者団に対し、「法律上、これは特別な軍事作戦だ。 しかし事実上、戦争になってしまった。」

ウラジーミル・プーチン大統領(President Vladimir Putin)は以前、西側諸国がモスクワに対して「ハイブリッド戦争」を仕掛けたと述べたが、ウクライナ紛争を「特別な軍事作戦」と呼ぶことにほぼ固執していた。

ペスコフはまた、「戦争」という言葉を使った反紛争活動家らの訴追に関しては、発言の文脈が異なると述べた。

「『戦争』という言葉はさまざまな文脈で使われます。 私の文脈とあなたが引用した事件の文脈を比較してみてください」と、反クレムリン抗議活動家(Anti-Kreml-Demonstrant)に対して起こされた刑事訴訟に関する質問に答えて彼は述べた。

ロシアは、ウクライナに軍隊を派兵した数日後に、軍事検閲法(Militärzensurgesetz)を可決し、「虚偽の情報(falsche Information)」を広めたり、軍の「信用を傷つけた(das Vertrauen beschädigt)」と判明した場合、攻撃を批判する者を何年も刑務所に送ることを認めた。

独立したロシアの声人権擁護およびメディア グループOVD-Info((Russian: ОВД-Инфо)権利団体(OVD-Info Rights Group/)によると、過去2年間で紛争反対を理由に900件以上の刑事訴訟が起こされたという。

これは、ドイツでいう第2哲学的な表現といえる。

ウラジーミル・プーチン大統領は、以前旧東ドイツに長期駐留していたから、その影響かもしれない。

ちなみに、私が所属していたのは、第2哲学ではなく、第3哲学であった。

2024年03月22日---ロシア、モスクワのコンサートホール襲撃で40人死亡、100人以上負傷と発表。

https://www.france24.com/en/europe/20240322-kremlin-says-russia-says-in-a-state-of-war-in-ukraine
https://en.ovdinfo.org
https://en.ovdinfo.org/detentions-public-protests-2012-2023
https://en.ovdinfo.org/repressions-report-december-2023#2