カフェインはここぞというときに
「大人」というワードを聞いたときに連想されるワードの1つ。
「コーヒー」。
いい歳な自分だが、実はコーヒーをふだんは飲まない大人。
シンプルに味がそんなに好きじゃない、というのも理由の1つ。あとは、小中学生のころに、某不敗の魔術師にあこがれて、紅茶派になったというのもある。
でも、最大の理由が「カフェインを大事な時にとっておきたい」というもの。
どこまで科学的なエビデンスがあるのか知らないが、「カフェインは取りすぎると眠気防止などの効果は薄くなる」というのはよく聞く。それを聞いて、日常的にカフェインを摂取するのを控えはじめたのだ。ここぞというときに、がんばることができるために。
これを意識したのは、大学生のころの経験。怠惰な学生らしく、レポートに締め切りに追い詰められていたとき。間違いなく徹夜をしないといくつもの単位が犠牲になる。そんな夜に、初めてのエナジードリンクを飲んだ。
もう、そしたら目がバキバキだった。徹夜した翌日も1日中元気で活動していた。翼が生えたどころではない。「睡眠:不要」な究極生命体に生まれ変わったのかと思った。この日の体験は本当に衝撃的すぎた。まさに自分にとっての黒船※であった。
※黒船来航時の「泰平の眠りを覚ます上喜撰たつた四杯で夜も眠れず」という狂歌、シャレが聞いていて大好き。
なので、自分はカフェインは日常では摂取しない。本当に追い詰められるその時まで。
正直、この行為にどこまで科学的に意味があるかは分からない。もうすでに体はカフェインに慣れきっていて、こんな抑制は意味がないのかもしれない。
だけども、エナドリやコーヒーの缶を開けるとき。ここはがんばりどころだぞ、と自分の中でなにかのスイッチを押すことができる。メリハリが生まれる。だから、この習慣は続けていこうと思う。
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