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わいはだめな男や…

投稿ミスで0時をすぎて毎日更新のバッジが切れてから、見事にnoteの投稿をサボってしまった。

書きたいことは色々とあっても、机に向かう前にベッドで寝落ちしてしまう。年度末の飲み会やら、サクナヒメというゲームにハマって生活リズムを崩したりと、そうした外部要因も大いにあるが、何よりの原因は、PCに向かう気力がおきないということ。まぁ、明日でよいか…という、妥協の結果だった。

自分の意志の弱さに本当に嫌になる。減量中にうどんを食べていたことがバレてジョーに殴られたマンモス西状態だ。

マンモス西にはうどんを食べる自分を戒めてくれるジョーという親友がいた。しかし、自分のnoteの挑戦を戒めてくれる存在はどこにもいない。ひたすら自己嫌悪が続くのみ。


そうして落ち込んでいた時のこと。尊敬している作家、森博嗣先生のエッセイを読んでいたら、こんなことが書いてあった。

むしろ、何故へこたれてしまったのか、自分はどんな状況を期待していたのか、と少し振り返ってみよう。きっと楽観的な予測をしていた過去の自分が見つかるだろう。

森博嗣『妻のオンパレード the crem of  the notes 12』 (講談社文庫) (p.162) Kindle 版より

ぐうの音も出ない正論である。自分は今、へこたれている。それは
「自分なら毎日投稿をするという目標を掲げれば、忙しい時でも、なんとか机に向かって記事を書き上げるだろう。」
という楽観的な予測をしていて、それが見事に裏切られたから。

冷静に考えると、自分の人生を振り返って、毎日コツコツと努力をしていた経験はほとんどない。何かを長く継続するのは非常に苦手な人間だった。興が乗って来た時に、一気にやるタイプ。そんな人間が、毎日コツコツ作業するなんて、成功するはずがない。

しかし、これに対して何の対策もないまま、楽観的な予測をして取り組み、過去の経験通り、挫折してへこたれているのであった。


じゃあ、どうすればよいか。この失敗から、対策を立てて、それを実行したうえで、行動すればよい。そんなシンプルな話になる。では、なぜそれを今までしなかったか。これもまた森先生は同書に回答を書いてくれている。

『臨機応答・変問自在』(集英社新書)で、
「なにかに悩んでいる人は、解決策を知らないのではなく、最良の解決策を面倒でしたくないだけだ」
と書いた。

森博嗣『妻のオンパレード the crem of  the notes 12』 (講談社文庫) (p.189)

これもその通り。

自分にとっての最良の解決策というのは、ある程度記事をストックして毎日投稿を実行する、という解決策のみ。頭ではこれが最適解だと分かっていた。

しかし、「めんどう」だからしなかったのだ。この本を読んでいて、グサグサと自分の現状を指摘された気がした。


ということで、ここで過去の反省をせずにまた同じ行動をして落ち込んでもしょうがない。自分の意志の強さを信じず、意志薄弱な自分を前提に計画し、行動すればよいのである。人類はこうして進歩してきた。

ということで、毎日投稿はストックを作ってから再開しようと思う。しばらくは記事を書き溜めようと思う。5記事以上のストックを常にある状態をキープする。これを維持して、自然と毎日投稿を行えるような状況を作ろう。

自分は矢吹ジョーにはなれない。マンモス西のような、意志が弱いうどん野郎だ。でも、マンモス西みたいな人間なりの、対策とやり方はあると思っている。

来週から粛々と対策を立てて毎日投稿を再開していこう。

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