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   「人間は万物の王者である」

担当 宇奈月 格之進

皆様こんにちは今回も私、宇奈月 格之進が書かせて頂きます

さてさて前回はいきなり松下幸之助さんの「人間は万物の王者である」との
潔い言葉にショックを受けながらも、深慮しながら早くも1か月経ちました

松下さんはこの言葉の前にこう言っております

宇宙に存在する全てのものは、つねに生成し、たえず発展する。
万物は日に新たであり、生成発展は自然の理法である。
人間には、この宇宙の動きに順応しつつ万物を支配する力が
本性として与えられている。人間は、たえず生成発展する宇宙に君臨し
宇宙にひそむ偉大なる力を開発し、万物に与えられたるそれぞれの本質を
見出しながら、これを活かし活用することによって、物心一如の真の繁栄を生み出すことができるのである。
かかる人間の特性は、自然の理法によって与えられた天命である。

そしてこの後に

この天命があたえられているために、人間は万物の王者となりその
支配者となる。

と続くのです

万物を支配し、宇宙に君臨し、人間は万物の王者となり支配者となる。

ここだけを切り取ると・・・ム ム ム・・・となるのですが。

壮大な宇宙は常に新しく生まれ変わり、万物も日々新たになる
それが自然な理法であると、人間もその万物の一つではあるが万物としてこの宇宙に生まれて来たことは、人間として全ての万物と共に宇宙を繁栄させる大いなる力があり人間の最大の価値である。
ここまでの文章を、わたくし格之進はこんな感じで解釈してみたのです。         

        王 者


        支 配


        君 臨


ややもすれば、この宇宙における人間は非常に小さく、弱いものであると考えがちなところを。松下さんはあえて、この強い言葉を使い人間として生まれて来た価値を示しているのです。

そしてこの本にはこう書いてあります


人間は、王者としてふさわしい責務、行動をみずから自覚実践しなければならないことになります。

真の王者であるということは、いいかえれば自己の感情、欲望、愛情などにとらわれず、正しい価値判断につとめて、人間として万物それぞれを生し
ひろく共同生活を向上進歩させようということです。

また支配・君臨するということは、自然の理法にもとづいて、万物に順応するということです。いいかえれば万物に従いつつ万物を導き出すこと、これに徹することが、支配・君臨するということです。

           このように考えると

    「人間は万物の王者である」


      この意味が良く理解できるのではないでしょうか。


        松下さんがこの「人間を考える」の中で

     「新しい人間観の提唱」  

     
      をされたのが昭和四十七年になりますが、さらにここから。
      
              昭和五十年に

     「新しい人間道の提唱」

             
             と続いてまいります。

       「新しい人間道」とはなんぞや???


」ですよ!?「」・・・「柔道」「剣道」「合気道」と色々ありますが「人間道」とはなんぞや???

            またまた次回へと続く・・・


今年も残すところあとわずかですが
神来社3兄弟、そしてわたくし宇奈月 格之進にお付き合いいただきありがとうございます。そしてこの ディレカ/DILEKA ー公式ー noteを読んで頂いている皆様本当にありがとうございます!

来年はさらに色々な事に挑戦して参りたいと思いますので何卒よろしくお願い致します。

年末になり寒くなって参りましたが、風邪などひかぬよう
皆様暖かくしてお体ご自愛ください。

それでは皆様良いお年をお向かえくださいませ!!!






           





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