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奇人変人の師の名前、それは水の魔術師ビクトール・シャウバーガー

前回のつづき:若い時に読んだ荒俣宏さんの『奇っ怪紳士録』の最後に紹介されていた奇人変人は、テオドール・シュベンクという「カオスの自然学」の作者の師のことでしたが、その師とは・・・!?
Umeが水の不思議にハマるきっかけとなった人です。

出会いのきっかけパート2〉編

▶︎師の名前、それは。。。

その師というのがビクトール・シャウバーガーという人でした。
 

このページにアクセスしてくれている人たちには、「ヴィクトル・シャウベルガー」といった方が分かりやすいでしょうか。
 

現在ではその知名度も少しずつひろがり、水の魔術師とまで呼ばれる人です。
 

テオドールは自然界から流体力学論を展開した人で、人智学で有名なルドルフ・シュタイナーからの影響が大きいことでも有名ですが、そもそもそんなモノの見方や視点を彼に示唆したのが本によるとシャウベルガーでした。
 

 
オーストリアの広大な森守りの一族として1885年に生まれたシャウバーガーは、自然を深く観察するうち水が持つ特異性を発見し、水の研究をすすめてゆくうちに大戦後は捕虜として空飛ぶ円盤の開発を余儀なくされ、本意ではない研究をし1958年に人知れず亡くなった


晩年のシャウベルガー


 わずか4ページ、文字数にして2500字にも満たない奇人変人としてのシャウベルガーの紹介にはざっとこんなことが簡潔に書かれていました。
 

それでもこのわずかな文章で充分、それまで水は水でしかなかったUmeには、水に回転を与えると水が底知れないポテンシャルを持つことにびっくり。


なによりそれを自然の観察から熟知し、空飛ぶエンジン構造まで作り上げてしまうシャウベルガーという世にも変わった発想をする人の存在を知り、こんな人がいたんだ!と当時強烈に印象に残ったのです。

さらに深くシャウベルガーを知りたいと思いましたが、彼自身が書いたものはすべてが没収または焚書にされており、しかも噂ではオーストリアで彼の知識に関するものは国外持ち出し禁止令があるとかないとか。
 

“シャウバーガーの評伝をスウェーデンの電気工学技師、O・アレクサンデルソンが執筆している”
 

と荒俣さんが奇っ怪紳士録で書いていたのですが、Amazonもネットもない当時は調べることも入手することも極めて困難で、あきらめるしかありませんでした。
 

情報がまったくないため、シャウベルガーのことはそのまま記憶の片隅に次第に沈殿していってしまいました。


▶︎再び出会う。。。〇〇の予感♡

そこから月日は流れ、2003年。
 
京都で世界水フォーラムが開催され、ディレカという不思議な水機器がデビューするのです。
 
 
相変わらず水に興味を持っていたUmeに、フォーラムに行き、たまたまディレカのブースに寄った同じ水オタクの知人が、ディレカという機器の説明を聞き、それをそのまま私に教えてくれたのです。
 
 
すごい面白い水の機器がでた」と。
 
 
シャウベルガーは “冷水を細長い筒の中に螺旋状に流すことで驚くべきエネルギーが得られる事実を発見した” のですが、
 
後日私の目の前にあったのは、“細長い筒形の形状” で、”中で水が螺旋に渦を巻く” ディレカという、今まで見たこともない水機器ディバイスでした。
 

昔読んだ本が突如思い出されました。
 

これはシャウベルガーがいっていた水のポテンシャル上げと同じ原理なのでは・・・?
 

そこからUmeのディレカ追っかけがスタートし、現在にまで至る長いお付き合いがはじまったのです。
 

時代はまだまだ浄水器が普及するかなり前のこと。
 
そんな時代に活水器??

一体それは・・・??ということも手伝って、オタク気質のUmeは、ディレカと水への探求心好奇心が熱く燃え盛ったのでした。
 
 

▶︎余談。あの本は一体??

ところで、アレクサンデルソンの本は、日本では2012年に「奇跡の水」という題名でやっと登場します。
 
こちらシャウベルガーの入門書として大変おすすめです。
推薦文はあの奇跡のリンゴの木村さんが書いていますよ。
機会があれば、ぜひ読んでみてください。
 

今はちょっとレア本になってしまいました

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