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記者・ライター/興味の着眼は「バイリンガル教育」/日本生まれの日本育ち/帰国子女ではあ…

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記者・ライター/興味の着眼は「バイリンガル教育」/日本生まれの日本育ち/帰国子女ではありません。

マガジン

  • バイリンガル教育の現場から

    バイリンガルへの道は遠く険しい。しかし、それをせぬことには生活は快適にはならない。バイリンガルはいかにして育つのか。失敗、成功、挫折、苦悩。バイリンガルの現場から生の声をお届けします。1記事150~250円(量によって変動)。マガジン購入600円。

最近の記事

補習校ボランティアの先にみえたもの

日本の学年で小学一年生になる娘が、この四月から補習校に行っているのは以前書いたとおりである。そこには父母の会なる組織が存在し、我々親は、否応なくそれに属し、無報酬の仕事をすること(さまざまな当番ですね)を義務付けられている。わたしはこれを致し方なしと思っている、というよりかは、ここからみえる、このコミュニティの雰囲気をおもしろく見つめている。 先週土曜日、わたしは安全当番の役を仰せつかった。安全当番とは、その名の通り、子どもたちの安全を見守る係のことである。蛍光色の黄色いチ

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    • 『バイリンガルの子供たち』読了

      補習校というところはすばらしいところで、日本語の図書室があります。日本の学校に付設されている図書室と比べれば、かなり見劣りのするものではありますが、それでも日本語の本が一つ所にこれだけあるというのはありがたいです。 通っている子どもだけでなく親も借りられるところもありがたいです。 ちなみに、アメリカにいればどこの図書館に行っても、基本的には英語の本しか読めないと思っていましたが、ここロサンゼルスは違いました。ロサンゼルス市内にあるリトルトーキョーという街がありますが、その

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      • 現地校のボランティアに入った話ー親が学校に貢献する姿は子どもにとって嬉しいー

        昨日に引き続き、今日もここにアップできることに安心と喜びを覚えます。 I’ve came back!!! ここを読んでくださっている皆さま、アップ後、すぐに反応をくださってありがとうございました。それがイイねボタンでも、コメントでも、書く大きな動機になります。感謝しています。 さて、今回書くのは、本日入ったボランティアについて、です。 昨日アップした記事に関するコメント欄のやりとりのなかで(コメントありがとうございました)「現地校イマージョンスクールの中で、大きな個人差

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        • 年齢への考え方

          たいへん久しぶりの投稿になります。ずいぶん間があいて申し訳ありませんでした。わたしはこの夏の間に、こどもを日本の小学校へ一時就学させるため日本に帰っておりました。一時就学とは、ほかに、体験入学、仮入学という呼ばれ方もしますので、固定された呼び名ではないようです。 さて、今日は年齢への考え方というテーマでひとつ書いてみようと思います。 例えば日本の小学校の学年のことを思い浮かべてみましょう。 4月2日~(翌年の)4月1日までが同じ学年になりますね。4月1日に生まれた人は前

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        • バイリンガル教育の現場から
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        記事

          バイリンガルとは何か?

          バイリンガルとは文字通り、二言語を操ることができる人のことだと、以前は短絡的に思っていました。大学・大学院以降、渡米した人はバイリンガルなのか?という疑問に関しては、当時わたしのなかではNOで、どちらかというと、幼いころから外国にわたり、母国語と外国語の両方を学び、その結果バイリンガルが生まれる、というイメージでした。つまり帰国子女組がバイリンガルになる可能性がある、と思っていたんです。 けれども、それ以降、考えはグラグラぐらつきます。 それはひとつには、大学院以降渡米し

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          バイリンガルとは何か?

          イマージョンスクールって何?

          Immersion schoolと書くと、どこかの私立の学校みたいだが、これ一般名詞である。

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          イマージョンスクールって何?

          プレイデートで起きる”奇妙”な現象

          「プレイデートしよう」「今度いつプレイデートできる?」という会話をするたび、いったいプレイデートってなんなのよ、と思っていました。

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          プレイデートで起きる”奇妙”な現象

          バイリンガル教育の現場から

          【はじめに】 生まれも育ちも仕事もすべて日本だったわたしが、三十代半ば、アメリカに移住することになりました。単身ならまだしも、幼子を連れての大変貌。 もしもわたしが、十代で渡っていたら、二十代で渡っていたら、もちろん苦労もするでしょうが、今とは全く異なる苦労だったと思います。 日本ならば、どんな風に小学校が始まって、どんな風に大きくなっていくのか、自分の過去をたどればだいたいのことは分かります。時代は変わって、いろいろなことが変わっても、やっぱり根っこは同じだから。文科

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          バイリンガル教育の現場から