『職場も、うどんも「コシ」が命。』
食事会等で幹事をしがちなお布団こもりです。
先日、職場の食事会なるものが開催されて、「年長者は過去の話、若手は未来の話」をしている傾向があるなぁと、食事会で出されたサラダをムシャムシャしながら考えていた。
職場の先輩達は、過去の職場であった出来事や入社当時の出来事を若手社員に話をしていて、若手社員達は、新規事業案について熱く語っていたり、仕事の手順を新しくしていきたいという話しをしていた。
一方私は、年長者でも無ければ、若手社員でも無く、職場での中間層になっていて、どっちつかずの状態である。
過去の出来事を話す事も出来れば、未来の展望も話せるのだ。
しかし、どちらの話題も余り熱を込めて話す事が出来ないのである。
何故なら、過去の話もそれほど過去でも無ければ、新規事業等の未来の話もリスクや、現行の手順や職場全体の兼ね合いを考えてしまい、熱い改革心を語る事が出来ないのである。
かと言って、どちらの話しにも水を差す訳にもいかないので、上手い事合わせて話していた。
これが俗に言う中間管理職的な気持ちのやつか!!
と中間管理職でも無いのに、そんな事を考えていた。
しかし立場的には、上は管理職で下は若手社員という現状なので、どちらの意見もよく聞かなくてはいけない。
となってくると板挟みのお布団こもりの意見とは何処に向かうのであろうかという事を考える。
基本的には管理職の考えを若手職員へ共有し確認していく事と、若手社員達の意見を集約して、自分の意見も織り交ぜて、管理職へ伝える事が役目なのかなぁと思う。
中間層にいる私の意見がブレブレでは、上にとっても下にとっても悪い影響を及ぼしてしまいかねない。
中間管理職って人間で言うところの上半身と下半身を繋ぐ「腰」みたいな存在だなぁと、食事会中ずっと考えていた。
何をするにしても「腰」大事だもんなぁ。
腰痛だと頭も足も痛くなる時あるもんなぁ。
うどんも「コシ」大事っていうよなぁ。
中間管理職はやっぱり「腰」なんだなぁと、食事会で出された唐揚げを頬張りながら、考えていた。
立派な「腰」になれるよう、板挟みに上手く対応していこうと思ったお布団こもりであった。
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