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関西地方在住のサラリーマン(技術職) 妻1人子供2人(男児) 趣味はもちろんDIY

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  • DIYで自宅屋根に太陽電池を設置する(当然、売電も!)

    自宅屋根に太陽電池パネルを設置し、送電事業者との系統連係の契約を結び、経済産業省からFIT制度の事業認定をもらうまでの全てをDIYする記録を綴ります。オフグリッドのためのパネル設置の参加になると思います。  カバー写真はei-miさんによる写真ACからの写真。

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DIYで自宅屋根に太陽電池を設置する(当然、売電も!)第01回 はじめに

第01回はじめに  この記事を読まれている方は、少なくともDIYに興味がある方でしょうか? そうであれば、クリックして正解です!!  今から、自宅屋根に完全DIYで太陽電池を設置し、しかも、送電事業者に売電までする一部始終を記事にしていきます。  DIYで自宅屋根に太陽電池を設置する動画やブログがなく、後進の人達に参考になればとの思いで書くつもりですが、現在のFIT(固定価格買取制度)価格ではウマミが少な過ぎ、ただの個人的な記録となりそうな予感です。  現時点で、構想か

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      DIYで自宅屋根に太陽電池を設置する(当然、売電も!)@Youtube

      これまでテキストベースの説明でしたが、これ以降は動画で実際の作業をUPしていきます。 再生リスト https://www.youtube.com/watch?v=D24f6vTFyvc&list=PLrPSA5BgenM-vCYUr_X-3bTruozzgGX0E

      • DIYで自宅屋根に太陽電池を設置する(当然、売電も!)第14回 ベランダから上がる

        転居時に購入していた5.7mのはしごを使い、1階から屋根に上るのを試みるも、はしごが反り死のバックドロップしそうになったため断念。別の方法を思案しました。 ①プラン1:ちゃんとしたはしごを買う はしごが反らなければ、屋根まで登れたはずです。5.7mのはしごは関節があるので反ってしまいましたが、ちゃんとしたはしごなら反らないはずです。ちゃんとしたはしごは確かにあります。2連、3連で7mや8mの物も。 でも、高い! そして、高い所まで登ると、左右の揺れも怖いので固定をしっかりな

        • DIYで自宅屋根に太陽電池を設置する(当然、売電も!)第17回 スレート金具3用テンプレートを作る

          今回はDIYらしい内容です。でも、製作過程の写真も動画もありません(汗 ①施工方法屋根技研さんのスレート金具3は、その施工方法の動画がYouTubeにアップされています。 とてもありがたいです。 ②スレートの加工性を調べる ホームセンターに行き、Φ6.5mmのコンクリートドリルとスレートを2枚買ってきました。コンパネの上にスレートを重ねて置き、電動ドリルでスレートに穴を空けてみました。  スレート表面は少し凹凸があり、硬いと言うかドリルの刃先が滑りやすいです。そのため、

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        DIYで自宅屋根に太陽電池を設置する(当然、売電も!)第01回 はじめに

        • DIYで自宅屋根に太陽電池を設置する(当然、売電も!)@Youtube

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        • DIYで自宅屋根に太陽電池を設置する(当然、売電も!)第14回 ベランダから上がる

        • DIYで自宅屋根に太陽電池を設置する(当然、売電も!)第17回 スレート金具3用テンプレートを作る

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        • DIYで自宅屋根に太陽電池を設置する(当然、売電も!)
          18本

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          DIYで自宅屋根に太陽電池を設置する(当然、売電も!)第16回 太陽電池パネル設置枚数の確定

           前回、北面屋根の太陽電池パネルの反射光のシュミレーションを行い、その結果、設置を取り止めにしました。そして、最終的に確定した設置枚数は以下のとなりました。 ①南面のみの設置 前々回の記事では、南面に13枚、北面に9枚設置の計画でしたが、そこから北面の設置を取り止めると、南面13枚のみで発電容量は3380Wになります。初めの計画よりも3kW近く減ってしまいます。  それよりも問題は、奇数枚なので13枚直列接続の1ストリングにしかできず、日陰の影響が発電量に大きく左右してき

          DIYで自宅屋根に太陽電池を設置する(当然、売電も!)第16回 太陽電池パネル設置枚数の確定

          DIYで自宅屋根に太陽電池を設置する(当然、売電も!)第15回 北面の太陽電池パネル設置はタブー?

           屋根に初めて登り、詳細な寸法と屋根の状態を確認し、屋根での作業性が想像以上に悪い事が分り、屋根にアクセスする西面の屋根に太陽電池パネルの設置を取り止めにしました。しかし、取りやめにしたのは西面だけにおさまりませんでした。 ①西面屋根の取り止め理由 西面の屋根に太陽電池パネルの設置を取り止めにした理由は、実は登り降りの場所確保だけではありませんでした。  我が家の西隣りには、4階建てのビルが建っています。太陽電池を設置するにあたり、この建物への反射光が気になっていました。

          DIYで自宅屋根に太陽電池を設置する(当然、売電も!)第15回 北面の太陽電池パネル設置はタブー?

          DIYで自宅屋根に太陽電池を設置する(当然、売電も!)第13回 軒までも上がれない

           関西電力との契約、お役所への申請が終わり、次は施工図の作成と部材の発注です。部材の納期は長いものでも1か月なので、先に施工図の作成を進めることにしました。 ①屋根の寸法計測 施工図を作成するには、屋根の正確な寸法が必要です。そのためには屋根に登る必要があります。幸い、転居時に防犯カメラを設置した関係で、5.7mのはしごになる、多機能アルミはしごを持っていました。  これで、屋根にに登り降りすれば良いと考え、実際に立てかけてみることにしました。しかし、少々問題が・・・  

          DIYで自宅屋根に太陽電池を設置する(当然、売電も!)第13回 軒までも上がれない

          DIYで自宅屋根に太陽電池を設置する(当然、売電も!)第12回 FIT電子申請

           最後に、経済産業省に事業計画認定の申請を行います。申請はこれまでの接続供給契約や系統連系契約をしていれば、特に難しくはありません。しかし、こちらはお役所に申請するので、各種書類が必要で事前の準備が必要です。そして、一度申請すると、訂正が効かないので細心の注意が必要です。そのため、申請内容のひとつひとつを調べている中で、例の売電価格の事を知ったので、まずはそれから。 ①売電価格2019年度の10kW未満の売電価格は24円/kWhでした。私が太陽電池の設置を具体的に検討し、妻

          DIYで自宅屋根に太陽電池を設置する(当然、売電も!)第12回 FIT電子申請

          DIYで自宅屋根に太陽電池を設置する(当然、売電も!)第11回 たくそう君によるFIT送配電買取の申し込み

           今回は、いよいよ買取の申込です。前回は、接続供給契約の申し込みで、電線を繋ぐ意味合いの申込でしたが、今回はその電線に太陽電池パネルで作った電気を逆潮流(逆流)させ買い取ってもらいます。  この申込には、発電システムの詳細を記入しますので、申込までにシステムの仕様を固めておく必要があります。それでは手順について説明します。 ①申込メイン画面 1.種類 ■電力受給契約 兼 系統連系   ●「電力受給契約 兼 系統連系」の申込 選択肢は一つしかありません 2.竣工届の

          DIYで自宅屋根に太陽電池を設置する(当然、売電も!)第11回 たくそう君によるFIT送配電買取の申し込み

          DIYで自宅屋根に太陽電池を設置する(当然、売電も!)第10回 たくそう君による接続供給契約の申し込み

           早くも第10回となりました。10回目に相応しく、かなりへヴィーな接続供給契約の申し込みです。これを誰の力も借りず出来た(本当は2回ほどし間違いの指摘がありました)のは、自分でも驚きです。この記事は有料にしたいぐらい大変でしたが、読者の手間を考えて、いつものとおり無料の記事です。尚、内容は必ずしも正確ではないので、参考にされる方は自己責任でお願いします。また、私と同じように自ら申し込みをする方からの質問も受け付けますので、気兼ねなくコメントを送って頂ければ、分かる範囲で回答さ

          DIYで自宅屋根に太陽電池を設置する(当然、売電も!)第10回 たくそう君による接続供給契約の申し込み

          DIYで自宅屋根に太陽電池を設置する(当然、売電も!)第09回 たくそう君、FIT電子申請の利用登録

           これまでの検討で、パワーコンディショナー、太陽電池パネルの種類と枚数、架台を決めてきました。タイトルにある「売電」をするには、送電事業者との系統連系契約と、経済産業省からの事業認定が必要です。その登録について説明します。 ①系統連系・FIT事業認定申請までの一連の流れ 系統連系とは、発電設備を送配電会社の送配電網に接続することを言います。系統連系しないと発電した電気を送り売電できません。そしてFIT事業認定を受ければ10年間固定価格で買い取ってもらえます。その契約や認定の

          DIYで自宅屋根に太陽電池を設置する(当然、売電も!)第09回 たくそう君、FIT電子申請の利用登録

          DIYで自宅屋根に太陽電池を設置する(当然、売電も!)第08回 太陽電池パネル設置枚数の検討②

           前回は、「乗せよ、増やせよ。」から始まり、太陽電池発電の勉強をし、“システム”として検討した結果、260Wの太陽電池パネルを24枚乗せる計画となりました。ここに至るまでの検討を説明します。 ①前回のおさらい  前回の検討の経緯から突然、屋根が1面増え、太陽電池パネルの合計出力も6.24kWとパワーコンディショナーの出力よりも大きくなっています。前回スッ飛ばしたここまでに経緯は以下の通りです。 ②2ストリングスで検討 はじめ、260Wの太陽電池パネルを西面に3枚と南面に

          DIYで自宅屋根に太陽電池を設置する(当然、売電も!)第08回 太陽電池パネル設置枚数の検討②

          DIYで自宅屋根に太陽電池を設置する(当然、売電も!)第07回 太陽電池パネル設置枚数の検討①

           DIYで施工できる架台の入手の目処が立ったので、次はパネルの設置枚数について検討を行いました。太陽電池パネルの選定基準はパワーコンディショナーとの兼ね合いがあり、単に枚数を増やせる訳ではありません。ここで検討の変遷を辿りながら、太陽電池パネルの選定に必要な要件をまとめていきます。 ①とにかく出力の大きなパネルをたくさん 小さな屋根を最大限有効活用するには、出力の大きな太陽電池パネルをできるだけたくさん載せれれば良いと言う、昭和の高度成長期の様な単純な考えです。ソーラーオフ

          DIYで自宅屋根に太陽電池を設置する(当然、売電も!)第07回 太陽電池パネル設置枚数の検討①

          DIYで自宅屋根に太陽電池を設置する(当然、売電も!)第06回 架台の選定

           前置きが長くなりましたが、いよいよ設置に関する具体的内容に入っていきます。まずは、架台の選定です。屋根の種類によっても工法が変わり多岐に亘るので、ここではスレート屋根のみについて比較検討します。 ①調査方法 言うまでもなく、Google検索とYoutubeです。Googleという会社の目的が「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること。」であることは有名です。そのため、かなりの事が通常のサイト検索と画像検索でわかるので検索しまくりました。そして

          DIYで自宅屋根に太陽電池を設置する(当然、売電も!)第06回 架台の選定

          DIYで自宅屋根に太陽電池を設置する(当然、売電も!)第05回 妻へのプレゼン

          第05回 妻へのプレゼン  これまで、設置費用、発電量や費用回収期間を試算してきましたが、実行に移すには、妻の承諾が必要です。妻はセンスで生きる典型的な右脳人間で、私とは正反対のタイプです。そのため、いくら私が理屈を積み上げても妻の感覚にそぐなわければ、それを一瞬にして破壊します。そんな時の私は妻を「右脳怪獣」と心の中で呼んでいます(以下、妻を怪獣と表記。)。その右脳怪獣を倒すためのプレゼンを練り実行しました。 ①モチベーション 太陽電池を設置するモチベーション(動機)は、

          DIYで自宅屋根に太陽電池を設置する(当然、売電も!)第05回 妻へのプレゼン

          DIYで自宅屋根に太陽電池を設置する(当然、売電も!)第04回 発電シミュレーション

          第04回 発電シミュレーション 第03回 詳細な検討で、50万円以内で4.8kWの太陽電池を設置できることは分りました。では、その50万円を何年でペイできるか計算しました。 ①Looopでんきの発電量シミレーションを使う 以前、Looopでんきの「発電量連動型リース」を妻に打診した時に、発電量シミュレーションを使い試算したことがあります。これを基に、4.8kWの発電量をシミュレーションしてみました。 まず、自宅のある地域を選びます。私は関西地方に住んでいます。 次に、屋

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