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Sunshine Pop / Soft Rock

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60年代から70年代にリリースされたSunshine Pop、Soft Rock、Soft Psychederia、Folk Rock、Easy Listningなどの名盤を紹介。
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【Spotify Playlist】 Sunshine Pop & Soft Rock 60's - 70's ( Soft Psychederia, Folk Rock, Harmony Pop, Easy Listning )

60年代から70年代にリリースされたサンシャイン・ポップ、ソフト・ロック、フォークロックやイージー・リスニングなどの名曲をまとめていくプレイリストです。

Chad & Jeremy – Distant Shores (1966)

サンシャイン・ポップと呼ぶに相応しい眩い光の音楽。かといって底抜けの明るさではない。むしろ冒頭から暗く靄のかかったソフト・サイケデリック・フォーク。英国らしいフォークでメロディやハーモニーなんか抜群に美しい。甘酸っぱく中毒性高い。S & Gカバーとかたまらん。

Nick De Caro And Orchestra – Happy Heart (1969)

インスト曲は映画音楽やビートルズの楽曲をイージー・リスニングにアレンジしてるんだけど個人的には今ひとつ乗れない。(自身の好みとしてあまり過剰なオーケストラが苦手というのもあるにはあるが) 次作『Italian Graffiti』があまりにも傑作過ぎるせいか期待値が上がってしまった結果あまりリピートしていない一枚。が、しかし、2曲だけ収録された歌物がたまらなく良い。1曲はDiana Ross & The Supremes And The Temptationsの「I'm Gon

Chris Montez – Foolin' Around (1967)

A&M時代3枚目。変わらず良いが今作でプロデュースからTommy LiPumaが抜けてる。アレンジは同じくNick DeCaro。「The End Of A Love Affair」や「I'm Glad There Is You 」のようなバラッドのスタンダードをこうも軽快にソフトにアレンジしてしまうとことかセンス良すぎる。「Dindi」はAstrud Gilbertoの大好きな1曲でもある。

Chris Montez – Time After Time (1966)

ここまで甘い歌声の男性ヴォーカルが他に思い浮かばない。Chris MontezのA&M移籍後の2枚目。Tommy LiPumaプロデュースにもちろんNick DeCaroアレンジで今作も良い!「Sunny」「The Girl From Ipanema」「Yesterday」などなど誰もが知ってる名曲が結構入っててどれもChris Montez風味に仕上がってる。相変わらず多幸感いっぱいのポップスに仕上がってる。

Chris Montez – The More I See You (1966)

女の子のような、赤ちゃんのような・・・なんてかわいらしい歌声なんだ。A&M RecordsからリリースされたChris Montezのアルバム。ヒット曲「Let's Dance」以降なんとも成功できずだったChris Montez。プロデュースはHerb AlpertとTommy LiPuma。A&Mからリリースされたアルバムは全部Nick DeCaroのアレンジで相変わらず最高。全曲カバーなんだけどChris Montezの特徴的な歌声ですっかりこの人のものにしてしまう感じ

Nick DeCaro – Italian Graffiti (1974)

AOR誕生前夜な超重要アルバム。今のところサブスクにないのが残念。Tommy LiPumaとの共同プロデュース作品との事で、当時Michael Franksのアルバムを先に知り好きになったんだけど、結局そういう事か〜!とこのアルバム出会った後で納得したの覚えてるな。 このようにNick DeCaro本人が語っており、まさしくだ。サンシャインポップ、ソフト・ロックをもっと都会的に発展させていった先にAOR的音楽が形成されいく感じ。全曲カバーなんだけど選曲、アレンジもう完璧な魔