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コンテンツに浸る、という楽しみ方。

僕は音楽がすきだ。小学生の時から家では何かしらの音楽を聴きながらすごしている。

ふりかえると、年間で聴くアルバムの量は年々増えている気がする。

iPodの登場、メモリーの低価格化、定額サービスの登場により安価により多くの曲にどこからでもアクセスできるようになった。

こういった利便性が後押しして、興味にかりたてられるようにいろんなアルバムを聴いた。サブスクリプションサービスに入っているが故のもったいない精神もあるかもしれない。同じお金を払っているなら、色んなものにふれないと損、的な。

いわばお酒をあびるように、色んなアルバムを聴きあさってきた。これもまた一種のきもちよさがある。

一方で、深める、じっくりと向き合う姿勢で改めて音楽と触れあっていきたい、そんな気持がふとわいてきた。他のコンテンツもそうだ。

基本的に一度読んだ本はもう一度読まないし、一度観た映画やアニメは観ないのだけれど、昨年末に2周目をしたくなって、観たことがあるアニメをもう一度観たのだが、これがなかなかよかった。

小さい頃は、お金もなかったから、もっているマンガを何回も何回も読んでいたし、もっているCDを何度も何度も聴いていた。今思うとあれがなかなかよかった。同じ作品をわかったつもりになっていても、見るたびに新たな発見があったり、2回目でも1回目と変わらない感動があったりした。

時期をあけて再度ふれると感じ方や見え方が変わっていて、違う感想をもつ。そうして自分の変化に気づく。

何度も何度もふれるなかで、作品が身体の一部になっていく感覚が心地いい。自分の変化を感じられれう感覚が心地いい。

今年は深めるという選択肢を意識していきたい。特に音楽に関しては。同じアルバムを何度も聴いたり、同じ曲を何度も聴いて、お気に入りの作品を自分の中にインストールしていければ、と思う。

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