You Don’t Know What Love Is
~お好きにさせないよ~

さてさて。
随分前から予告しながら延期を重ねていた「お好きにさせないよ」。
この10周年の節目で3日間の祭りとして開催する運びとなりました。
今年もコロナの影響を鑑みて、小規模な催しにはなりますが、所縁のある方々は無理のない範囲で足を運んでいただければ。

「お好きにどうぞ」って何でしょうね？
昔、そこに潜む権力関係について批判的に書いたことがあります。
https://note.com/djpolypical/n/ne5c9e43b192c
でも、過去にサイハテにおける意思決定が「お好きにどうぞ」だったことなんて一度もなく。
コミュニティ全体を包括していたことも、ましてや世界が「お好きにどうぞ」だったこともありません。
強いて言えば、それは工藤シンクのキャラであり、彼個人のヴィジョンであり、幻想であるに過ぎない。
それに影響を受けてきた人はいるだろうし、動かされた人も、つい力を貸したくなってしまった人だっているでしょう。
それはそれで良いのです。

サイハテ内でもこの10年ずっと賛否両論ありました。
一時は「お好きにどうぞの呪い」なんて言葉まで流行りだし。
実際、10年見てきた私の目に、この言葉には多くの嘘が映ります。

「お好きにどうぞ」と言いながら、ある特定の層にしか響かない。
それは多分、きっと、恐らく、残念ながら、ここを見てる貴方のこと。
それが、私の言うクソヒッピー。
YEAH！ここはクソヒッピー村。マジでクソ。

私は誰かを追い出したことがある。
私に話が来る前に追い出された誰かもいる。
そもそも最初から相手にされなかった誰かもいる。
カッコつけて理想を語る人もいますが、それも嘘。
隣人を愛したい。みんなと友達になりたい。誰でもウェルカム。
そんなの無理。だって、人間だもの。

いまだサイハテ＝お好きにどうぞの視点で語られることの何て多いことか。
私はそれが完全に終わるまで、ずっとお好きにさせないよと叫び続けます。
十年の節目に、私が唯一やりたかったこと。
工藤シンクへ「お好きにどうぞ」を熨斗つけて返還します。

最後に様々な理由でここを去っていった人たちへ。
私も嫌になって辞めたクチだけど、まだ諦めたわけではないですよ。
お互いがお互いを解ろうとする姿勢を捨てなければ、開ける道はある。
それが、この10年を経て出せるギリギリのメッセージかな。

こんな風に言っても多分、きっと、恐らく、幸運にも、まだ続いていくよね？みんな、どうだい？

「お好きにさせないよ」公式プレイリスト
https://youtube.com/playlist?list=PL3H8I8aQph18ExvcvPkrufVUYEB6fmOZD
世界中のエコ・サスティナブル・DIY・バナキュラー・スピリチュアルな生活文化と歴史をまとめた動画のプレイリスト
シーズン1
https://youtube.com/playlist?list=PL3H8I8aQph19Zmq7xi9JNr7TvzWof9c7O
シーズン2
https://youtube.com/playlist?list=PL3H8I8aQph19FQ85YeXfIeWNvsW0SSVjc