勝手に超越体験(5)告白・超越的体験とクオリアと超弦理論についての持論


黒のトンネルから抜け出した先の話を振り返りたくて、「勝手に超越体験」を書き始めてからも 新しい学びは平行して続いています。 そのため、この一週間、このシリーズは最後まで書いてはいけないのではないかという困惑も生まれました。

それというのも、私の体験は、「トランセンデンタル体験」「一瞥体験」「超越体験」などという呼称がつけられたとしても、過去でも現在でも間違いなく多くの人が体験していることであり、私が、彼らの文献を読んで模倣しただけだといわれたところで、反論できるものではないからです。

30年前に私が体験したことは、本や伝承で残されいる物語の中で、繰り返し伝えられてきたことですし、その体験をしたからと言って、自分が「聖人」になったわけでもありません。 いろいろな方法で「悟り?」を得て優れた生き方をされている方々も、どんな不思議な体験などなくても、日常の中から真理を体現している素晴らしい方もたくさん知っている。

それなのに、不思議なシンクロニシティとセレンディピティが小出しに、おき続けているような気がするのです。

数年前より、なぜか私のトランセンデンタル体験を思い出すことが頻繁になりました。 そして、その波が今 大きくなり、体験を振り返り、そして次の段階を昇ろうとする私を後押しするように感じられてきました。

従いまして、前回の「勝手に超越体験(4)」の続きからは、少し細切れになっていくような気がしています。

前回まで

第1回は、恋に落ちた私が「愛は何ぞや」と自問し始めたことから始まり、第2回~4回で異次元の体験ツアーだと気づくところまででした。

この間も、次から次へと新しい情報が入ってきて腑に落ちることが増えました。 私の脳の4次元ポケットに入ったまま出てこなくなると困るので、ここ数年で私の体験が客観的真理になりえると信じるに至る知恵者や名言をこちらシェアしておきたいと思いました。

結果話を始めると

私が体験したのが31年前の20才の時でした。今までに体験したことがなかったことで、どのように言葉にしたらいいのか、わかりませんでした。

授業中に意識がどこか別のところへ飛んでいってしまって、どのぐらいの時間経ったのかもわからず、客観的にわかったことが、我に返った時、まだ授業中だったという事実だけでした。目を開くと、辺りはすべてが原色に近いにも関わらずその上を強烈なオレンジの光に照らされているようなイメージが教室内を覆っていました。あまりの動揺に、隣のクラスメートに「私、眠ってた?」というと聞くと、「ちゃんと前向いてたよ。」と言われて余計に不思議でした。

授業が終わり、クラスメートたちが移動する中で、そのオレンジがかった教室内を見回しながら、「超面白かった!これって人に教えたら宗教できるんじゃない?」と一瞬考えると、脳裏に タイダイ模様の鮮やかな布をいろいろとかけたヒッピーみたいな人たちが5人ぐらい座っている情景が浮かびました。「私じゃ変人扱いされて終わるな。カリスマ性ないし」という自己否定の方が強くなり、「不思議体験だったけど、これは伝わらないからやめた。」と即座に却下しました。(当時オウム真理教なるものがあったのですが、私にはカルト教団には興味がなかったのです)

すると、今度は、自分の学校の教室とは違うところで、授業をしている見知らぬ教師が教鞭をとっていました。その時「そうか、私みたいにカリスマ性がない人間じゃなくて、いつか時が来れば、社会的信用のある人が話し始めるから大丈夫だ」と思いました。

それが、28年後 Youtubeで見つけた 田坂広志教授でした。

セレンディピティもシンクロニシティと共に起こりました

仕事をしながら、Facebookを覗きながらが私流なので、常にパソコンに向かっているわけですが、何かFBに投稿しようとGIFで「計算機」と検索すると、なぜかピンク色の計算機が現れたので、「え~ピンクの計算機なんて誰が使うのよ~( ´∀` )」と声をだして、FBに突っ込んだのも覚えています。

この日は、18時にソーラーパネルの営業が来ることをすっかり忘れてのんびりと仕事していると、ピンポーンと営業マンが来ると、想像してなかった美人営業マン。。「玄関先でごめんなさいね」と謝りながらお話を聞いていると「大丈夫です! では、ちょっと大体の概算は出せますから、計算してみますか?」と出してきたのが <PINKの計算機!>すごいぞFB!!!超能力か?!とちょっとおかしくなって、ご機嫌のまま営業マンには帰ってもらうことができました。

結構すぐに、来たので、これはシンクロニシティでいいだろう!と思い。ふと、「なんか超能力みたいw そうだ、超能力者になりたいな~どんな超能力がいいかな」とか考えて、「予知能力」と検索してみると腐るほど出ていて、世の中にはたくさんの予知能力者がいたんだったと占い師みたいなことがやりたいんじゃなくて、そうだ「予見」というのはどうだろうとGoogle「予見力」検索すると、一番上に現れたのが映像が 田坂広志教授のYoutubeでした。

背広、髪型、眼鏡・・・どこかで見た記憶が。。と思いながらこの映像を観たとき、衝撃を受けました

「この人だ!!!」

最後まで聞いて、確信し、田坂先生の公式サイトを探し、チェックするとなんと一週間後に特別講演が行われるということで、速攻に申し込みをしました。 先生は昔ながらの禅僧のように厳しく、拍手一つ許しませんでした。

最後に、皆さんが名刺交換をするのですが、私は名刺など持ち合わせておらず、先生とはそれっきりではありますが、参加者一人ずつがご挨拶に行くときに、私は、涙が止まらなくなり「27年間 お待ちしておりました」とお伝えすることで精一杯でした。 先生は優しく微笑みを返してくださいましたが、きっと狂信者が紛れ込んだと驚かれたかもしれません。 しかし、その時やっと20才の時の体験したことストーリーのオチがついて一つお話が終わったような気がしました。

田坂先生も、機を同じく1989年に不思議な体験をしていることを特別公演会の中でお話されました。ご自身は原子力科学の研究者として、超常現象を話す立場ではないことも承知の上、どうしても説明のつかないことを伝えなければというお気持ちが強くなり、そうしたことについての執筆活動もされておられます。

先生は死を宣告されながらも病を克服され今に至るお話はまさに修行僧そのもののお言葉のように聞こえます。

余談になりますが、インテグラル理論のケン・ウィルバー氏も 1989年に愛するトレヤを失い、統合を理解するのだった。

1985年~1991年 世界規模でパラダイムシフトが起きたのではないかと考えています。

(6)告白は続く

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