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川内康範と三島由紀夫、そして久世光彦。

私は川内康範と2007年の月刊日本のパーティでお会いしたというよりかは、演説しているところを観た。
 たしか森進一の『おふくろさん』騒動の時である。川内さんは珍しい護憲派保守で「日本は戦争をしてはいけないんです!だからこそ、日本国憲法が必要なんです」と直筆、筆書の巻物読みながら絶叫してた。その時には自殺した松岡元農水大臣、鈴木宗男も参加していたと記憶している。
 その時の川内さんは87歳で眼光鋭く力説する姿は正に精神的「若者」だった。この情熱を今の青年に求めるのは難しい。会場にいたみんな迫力に圧倒されていた。
 実は私は鞄に川内さんの著書を忍ばせており、サインでももらおうと企んでいた、考えていたが、あまりの迫力に怯んでしまった。そして、川内さんは当時車椅子で、お付きの人がガッチリガードしていて近寄れなかった。しかし、翌年に亡くなるとは夢想だにしていなかった。川内さんは私にとっては永遠の「月光仮面」であった。
 久世光彦さんが憂國忌について書いたから、掲載しました。ちなみに久世さんは2006年3月2日に亡くなっていることをつけ加えておきます。

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