食の健康でリードするグラップリング・柔術

こんにちは、まごっとです。
みなさん、いきなりですがグラップリングや柔術で勝ちたいですか?!?!
おそらくこのnoteを読んでいるほとんどの人が「勝ちたい」と答えるでしょう。
では、どれくらい勝ちたいですか?!?!?
何が何でも勝ちたい、ということであれば日々のいろいろな部分からリードするのが良いでしょう。
特に、健康の維持は大事です。
例えば、寝てなかったり病み上がりだったりしてフラフラだったらそれだけで戦闘力がガッツリ下がるので、つまり勝つ確率はガッツリ減ります。
今回は、私が行っている食の健康からリードする方法をいくつか紹介しようと思います。

とっっっても大事なこと

まず、最初に大事なことをお伝えします。
現代の科学において、食と健康に関するエビデンス(裏付けがある科学的知見)は非常に限られています。
「●●を食べたら□□になる」という言説はほとんど嘘です。
「体内で▲▲という栄養素が働く。だから▲▲を食べると◎◎になる」という言説もほとんど嘘です。食べたからと言ってそのまま体内で動いてくれるわけではありません。
世の中で流れている●●大学名誉教授とか□□博士とか、どこかのおっちゃん1人だけが言ってるような食に関することはほとんど嘘です。
私がこれから紹介するものも、確固たるエビデンスがあるとは限りません。
健康を維持するためには、総合的に豊かな食事と、食事以外の運動量、メンタル、病気の対策など多角的に働きかける必要があります。
というのを念頭に、話半分でどうぞ。

エビデンスや食に関する非常に詳しいちゃんとした内容については、こちらの本をぜひどうぞ。この本で知った情報もいろいろ書かせてもらっています!

1.赤身肉より鶏肉

牛肉、おいしいですよね。豚肉もおいしいですよね。
牛肉や豚肉、羊肉などは「赤身肉」と呼ばれています。
それらは実は食べすぎると発がん性があります。これには確固たるエビデンスがあります。
鶏肉などの赤身肉ではない肉には発がん性はありません。
鶏肉のほうが高タンパク低脂質で筋肉にも良いと言われていますし、迷ったら鶏肉を食べましょう。
なお、だいたいこういうのは量が問題になるので多少なら問題にはなりません。
何事もほどほどに。

2.雑穀米や玄米を食べる

現代日本では真っ白な白米がメジャーですが、雑穀米や玄米は身体に良い、とされています。
外で食べる機会は多くないかもしれませんが、自宅でお米を炊くときは雑穀米や玄米を混ぜてみてはいかがでしょうか。
私もよくやっていますが、新鮮でおいしいです。
こちらは前述の『健康になる技術大全』にも書いていたので、そこそこエビデンスがありますし、害になることはないでしょう。

3.特製プロテイン

私が好きなプロテインの飲み方として
無調整豆乳+大人の甘さミロ+青汁粉末+はちみつ+プロテイン
というものがあります。
飲み物としておいしいので、おすすめです。

これらに関するちゃんとしたエビデンスとしては、はちみつは咳に効くということが判明しています
「病み上がりでもないのに咳に効くからなんだ」ということですが、まあまあ、とりあえずおいしいから良いです。
他の青汁も栄養素がいろいろあるからといって健康に直結するわけでは有りません。
プラシーボ狙いでもぜひどうぞ。

4.1日水分2.5L

意外と普通に過ごしていると水分量は少なくなりがちです。
エビデンスがあるものとして、1日2.5Lが良いとされています。
水分は腎臓の働きなど様々なところに影響しますし、とても重要です。
これが結構意識しないときつい!!!
また、摂る水分としてはカフェインや糖分が含まれていないものが良いでしょう。
私は麦茶と炭酸水、ルイボスティーをよく飲んでいます。

5.No カフェイン・アルコール・タバコ

カフェインは胃や睡眠に影響を与えるので、摂りすぎるとよくないです。
私は体質的に合わないので、ほとんどカフェインは摂らないようにしています。
一時期緑茶をがぶがぶ飲んだら心臓がバクバクして「これなんだ?!」と思っていたら、緑茶のカフェインが原因でした。
が、コーヒーや緑茶には良い効果もあると言われているので、一律で辞める必要はないかと思いますが、人によってはある程度断ってみるのも良いでしょう。
また、アルコールは言わずもがな発がん性・睡眠影響・臓器への負担など悪いことが多々あるので、控えたほうが良いです。
一部アルコールを含む飲み物に良い効果があるという報告もありますが、最新のエビデンスとしては「トータルで考えると全く飲まないならそれがいい」とされています。
タバコも言わずもがな発がん性や呼吸器などへの悪影響が明らかになっていますから、百害あって一利なしです。
大人だといろいろ付き合いや趣味などあると思いますから、トータルで「あなたがどれだけ勝ちたいか」の意志と天秤にかけてください。
ちなみに私はコーヒーちょびっと、アルコールとタバコは一切摂らない生活をしています。

6.菓子パンは食べない

栄養はないけどカロリーはある、そんな食べ物は「エンプティカロリー」と呼ばれています。
菓子パンはその代表で、おいしいのはわかりますが、私は基本的に控えています。
お腹が減ったら麦茶や炭酸水を飲んだり、その他栄養素が豊富に含まれているものを摂取しましょう。

7.食中毒の危険性のあるものは食べない

昔、私は半生の鳥のささ身の焼き鳥を食べたら熱が出て内科に行って
「なんか熱が出て~」って話したら
「カンピロバクターだね。自分はそういうもの食べないようにしている。診療に影響出るから。」とお医者さんに言われて、「なんて自分はテキトーに食べていたんだ!」と健康への意識の差、つまり自分の食べる食べ物への意識の甘さにショックを受けたことがあります。
食中毒の危険性があるものとしては
死ぬ勢い→鳥刺し、半生の鶏肉・豚肉
やばめ→生の牛肉、貝類
ちょいやば→他の海鮮

というイメージです。
食べるにしてもちゃんと安全性が確保されたものを食べましょう。
ちなみに、私は祖父の「夏場に刺し身は食べない」という教えを忠実に守っています。


ということでいろいろご紹介しましたが、前述の通り、食に関するエビデンスは限られています。
健康は多角的に維持すべきで、適切な運動量・睡眠・メンタルの維持・感染病の防止(手洗いうがい・マスク・ワクチン等)などさまざまなことを科学的に行うのが大事です。
特に、一気にハンデを負うようなことは避けなければなりません。

アルコールを飲みすぎて手が震えるくらいになったら格闘技どころではありませんし、うつ病になったら格闘技もできません。
コロナの後遺症になってスタミナがなくなったらこれまた格闘技どころではありません。(ちなみに、コロナの後遺症で格闘技のキャリアが絶たれた人はいます)
科学的に日々生活できる人こそ勝ちに近づき、格闘技のテクニックもまた科学と言えるでしょう。
このように、練習そのもの以外の面から強さを追求してみてはいかがでしょうか。

FloGrapplingやUFC Fight Passの視聴代に使わせていただきます!