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【LDL】9月定例会メモ

今日は定例会でした。最初に木下所長からはこの記事についてのお話がありました。

自分自身、観光業に関わるものでありながら、旅行は年に1〜2回くらい。しかも外食は近所のお店ばかりで、五感で比較出来ていないと突きつけられた感じでした。

話に出たのはお米について。木下所長のnoteにも書いてある通り、日本中どこでも米はあり、本当に美味しいお米を食べたことがあるのか?自分自身で考えてみたときに、実家のガスで炊いたお米でした…。うーん、もっと他の場所で食べていないから知らないだけなんだなと思いました。

海産物や野菜なども鮮度を売りにしていても、空輸などコールドチェーンの発達によって、朝採ったものが夕食に出すことが出来るようになっている。素材だけでの調理ではなく、企画軸が必要だと教えてもらいました。そのためには人材への投資が必要になります。

今日は沖縄県浦添市の又吉さんが司会を務め、関わっている商店街についてお話がありました。沖縄は観光客が増えて、お店のバリエーションが増えたそうです。又吉さんのエリアは那覇市に近い浦添市、宿泊施設が少ない中で商店街を活性化させるためには、観光客なのか?地域の人なのか?誰にどんなものを提供するかというのはとても大事なことだと思いました。

沖縄は海外からの投資が多い、そこに沖縄の資本が入らなくなってしまっている。そこで働く従業員となってしまうため、賃金が全国ワースト1になっているという理由もあることを知りました。

その点、安比高原は日本企業へ海外資本が入ってくる、次世代型リゾートとして生まれ変わっています。

今年2月にオープンしたインターコンチネンタル ホテルズ&リゾーツの新しいホテル「ANAインターコンチネンタル安比高原リゾート」(客室数38室)は、正規料金1泊7万円からという強気の値付けにも関わらず、開業以来、高稼働率を維持しているという。

【出典】イギリスの名門全寮制スクール「ハロウ」が岩手県安比高原へ!
次世代型リゾートとして生まれ変わる?|不動産投資の健美家

また、現在の移動手段が発達して、その地域のインフラを使うようになりました。東アジアからのお客様も増えてくると尚更使うようになります。地域の人たちだけの税金ではインフラを維持する予算が負担になるわけです。そこでリゾートフィーを取ることも考える必要があることは目から鱗でした。

DMOに携わっていた身からすると、宿泊税や入湯税は観光振興としてPRや情報発信、観光地開発に使われるべきだと考えていましたが、やはり地域住民のためにも使われるべきだと思いました。

その後も山岳人口をどう増やすか?など話が尽きませんでした。やはり日本中にあるものを差別化させることを考えるためには、色々と体験をしなければわかる訳ないなと思ったのでした。

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