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株式分割銘柄は買いなのか?~エビデンスをまとめてみた~

こんにちは。ストッポです。

今日のテーマは「株式分割」の株価や業績などに関するエビデンス(根拠)についてです。
前回の記事では,株式分割に関する論文をまとめましたが,今回は,株式分割銘柄は買いなのかどうか?について焦点を当てて,エビデンスを基にまとめていきたいと思います。

なんとなくですが,株式分割をすると,株価が上昇するイメージがあり,そのような銘柄を購入することで,株価リターンを得られそうな気がしますが,それは本当なのでしょうか?エビデンスはあるのでしょうか?

なかなか株式分割についてネットで調べても,この辺のエビデンスをまとめた記事は出てこないので,ぜひ,私の記事を参考にしてみてください!

※有料noteになります。投資は不確定要素が多いため,私のnoteを購入しても必ず儲かるわけではなく,損する場合もあるということを理解した上でご購入ください。また、投資助言業にあたる可能性があるため個別銘柄の推奨や投資判断については書いていません。ダイレクトメッセージでの質問も全てには答えられないのでご了承ください。私のnoteで損した場合も、私は一切の責任を負いませんのでご了承ください。


株式分割とは?用語の解説

まず,株式投資初心者のために株式分割の用語の復習からです。

株式分割とは,1株をいくつかに分割して,発行済み株式数を増やすことを言います。

たとえば,1株を4株に分割するとします。そうすると,既にその株を保有している各株主の持ち株数は,分割されて4倍になります。
ここで,1株の価値は半分になるので,結果的には,資産価値は変わらないことになります。つまり,普通に考えたら理論的には,株式分割は株価リターンには影響しないということになります。

ただし,ここで株式分割した銘柄が1株当たり配当を据え置きにすると,株主にとっては,増配と同じ効果が得られ,結果的に株価が上昇することがあります。

単元株価格が高い銘柄が,個人投資家など新規の投資家を呼び込むことなどを目的として株式分割を発表することが多いです。

実際に,一般的には,株式分割をすることで,以下のようなメリットが得られると言われています。

1.株式分割により単元株価格が安くなり,今まで買えなかった個人投資家などが買いやすくなり,価格上昇につながる
2.株式分割で単元株価格が安くなることで,個人投資家や新規の投資かが増え,流動性が高まり,株価上昇につながる


本当に株式分割は株価に影響しないの?

株式分割に関して,面白いアノマリーが知られていますので,紹介しましょう。

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