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がり勉はストレス解消方法を知らない

今日は、自分的に一日中仕事をして、かなりぐったりしました。

納期が近くて、結構しっかりめに作業をして、気づいたらもう夜の2時です。


地方の進学校出身

わたしは高校が地方の進学校で、その実態を知っている人は、どんな学校生活を送ったか察しがつくと思います。

知らない人向けに、一応説明すると、

高校1年生の時から、有名国公立大学のオープンキャンパスに全員が参加させられたり、勉強合宿という名で、隣県の古いホテルの地下に数日幽閉され、寝食以外は講習漬けのイベントがあったり、普段の学校生活だと、毎週土日は模擬試験のため全員出校、夏休みや冬休みは講習が朝から夕方まであるので普段と変わらない…つまり1年間に「休み」はないに等しい。

毎日の授業のあとになぜか講習があって、実質8時間授業みたいな形。

地元の国公立大学の予備校と揶揄されるように、その大学に何人合格するかしか重視されない変わった風潮の学校です。

保健体育の授業で、QOLや休みの大切さを教えるのにも関わらず、土日はないので、言っていることと現実が矛盾していて、みんな笑うしかないみたいな感じでした。

休憩が下手

なので、何が言いたいかというと、まあまあ大人になってきた時期に、まったく遊ぶ時間がなかったので、時間があるときや、休憩タイムに何をしたら良いか、全然分からないのです。

そんな高校を卒業し、大学を経て大人になった今でも、仕事から解放されても、どうやってリフレッシュしたらいいか分からず、ただ仕事をした椅子にそのまま座っているだけです。

横で、夫はすぐに音楽ソフトを起動し、楽しそうに昨日の作業の続きをしています。

わたしは自他ともに認めるがり勉です。

ストレス解消が下手みたいです。29歳になった今、やっと気づいてきました。

趣味すらも勉強かもしれない

最近はまっていることと言えば、語学アプリでスペイン語を勉強することです。

気付けばこれも勉強でした。

おなかが痛くてトイレにこもっているときも、トイレに行く時間に小テストの勉強をしていた高校時代の癖なのか、アプリで勉強をしてしまいます。

少しおかしいのかも、と最近やっと気づきました。

なぜなら、夫はそんなことをしないのです。

スマホに入っている中国語のアプリはたまに開いて、適度に進めるだけ。

私のように躍起になって、何時間も語学アプリをやりまくったりはしていなかったのです。

病みまくりの大学生活

思い返せば、大学時代にも、忙しすぎた高校生活の影響か、突然時間がたくさんできてしまって、大きな虚無感に襲われ、うつ病になってしまっていました。

他にも原因はありましたが、ストレスのケア方法が分からなかったので、そのままどんどんと落ちていきました。

結局、回復のきっかけとなったのは、新たな勉強です。

台湾に留学するために、独学で中国語をネイティブ手前程度まで極めたりしていました。

勉強中は心が楽で、不思議と精神も安定していました。

10代のうちに、がり勉精神を叩き込まれてしまうと、勉強をしないと落ち着かず、病んでいくような、変な人間になってしまうのかもしれません。

勉強しすぎは良くない

必ずしも良い大学に行くことがすべてではない今。

過度に勉強しすぎると、自分の体や心よりも、勉強を優先してしまう変な人間になります。気を付けてください。

自分がどんな遊びが好きで、何をしているときがリラックスできるか、欲しいものは何か、その気持ちがあるときに、自分自身を知ってほしいです。

ふと、進学校出身のみなさんも、もしかしたら私のように、がり勉病になっているのではと思い、つらつらと書いてみました。

これからはのんびりマンになりたい

今後は、夫を見習って、ゆっくりのんびりできるようにしたいと思います。

わたしたちは、よく似た夫婦ですが、私はせっかちで完璧主義の傾向があって、夫はのんびりしていて、まあいっかと思えるタイプ。そこは違います。

10代~20代前半は、ごはんも食べれない体調の中、無理やり勉強をしていたので、まずはしっかり栄養を摂るというのも目標です。

気楽に、バランス良く生きれる人になりたいですね

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