【思考停止の罠】
真面目な組織人ほど「思考停止」のワナに陥りやすいという話。
「思考停止の罠」で、もっとも分かりやすいケースは、元ナチス親衛隊幹部として、多くの虐殺に関わったアドルフ・アイヒマンという人物。
よもや人間と思えぬ残虐行為を指揮し、「怪物」と恐れられた男は自らの罪を問われた法廷でこのように述べた。
「私は命令に従っただけ」
これこそが思考停止を象徴する発言で「怪物」と評される男の正体は、
ただただ「自分で考えることをせずに命令されたことだけする小役人」だったってことなんだ。
「命令されれば、身の毛もよだつ残虐行為であっても、機械的に実行してしまう」
逆説的に言うと思考停止状態の人間こそ「怪物」になりうる存在だってことなんだよね。
あなたは自分の頭で物事を考えてる?
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