マガジンのカバー画像

読書感想文の宿題が出たので僕は「正法眼蔵」を読むことにした

18
小学生の「僕」が AI を使って道元の大著を読む話
運営しているクリエイター

2018年10月の記事一覧

第1話| この本を読んだ子どもはまだ一人もいない

「夏休み前に一冊、好きな本を読んで、感想文を書きなさい」って、先生が言った。 兄ちゃんは…

第2話| 書き出しはこんなかんじ

六月の朝は気持がいい。あじさいが咲いた。僕はみちもと作『正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)』…

第3話| 仏と神はどうちがう

じゃあ、仏法の「法」は? その前に、仏法の「仏」が先だ。 仏なら知ってるよ。 じゃあ聞く…

第4話| カーブしたガラスの入り口

「ゆう君とこ、開店4周年だからお花を届けてきて」って、お母さんに頼まれた。僕が知らないと…

第5話| 色って、あると思う?

「われにあらざる」って、個人技じゃなくて、周りに反応できることのほうが大事ってこと? ダ…

第6話| 聖者 ナーガ・アルジュナ

午後から雨になった。 お天気キャスターは「鬱陶しい季節がやって来ました」って言ってるけど…