ローソン12軒はしごしたのに全部売り切れだったぞ
■呪術廻戦のコラボグッズが、ローソンにて発売されているらしい。
■ちなみに呪術廻戦という作品については、「なかなかの量の血がでるらしい」という情報しか知らない。
■私は人から漫画や映画をオススメされるとき、「血はどのくらい出るのか」という確認を取る。
■血が2滴以上流れる作品は、どうしてもウッとなってしまって見られないのだ。
■映画という文化が大好きだし、名作と言われる映画がこの世にはたくさんあるのに、暴力的なシーンが含まれているせいで観られないものが多すぎる。
■友達の家で宅飲みをしていたとき、バイオハザード鑑賞会が始まったので、周りの制止を振り切って夜中の3時に家を飛び出し帰ったことがある。夜道の怖さより血の怖さのほうがはるかに耐えがたいのだ。
■血が大丈夫な人間が言う「フィクションだから平気だよ!」は「ゴムつけてるから平気だよ!」くらい信用できないのだ。(後者のほうが断然終わってるけど)
■このままレオンもダンサーインザダークも観ないままババアになるんだろな。
■ひょっとしたら、歳とってから観れるようになるかもしれない。それでも20代の感性で観る映画と、ババアになってから観る映画は同じ内容でも違う意味を持つのだと思う。
■若い頃に色んな映画観て、人格形成にゴリゴリ影響を与えられた人間に、私はなれない。名作映画の主人公をちょこっと真似して悪ぶってみるような、青臭く愛おしい時間は戻ってこない。
■血が出たら自動的にモザイクかかるフィルターとか開発されないかな。暴力的シーンを検知して、その部分だけコスモス畑に切り変わるとかさ。
■そうなると戦争映画とかは全編お花畑ムービーになるのか。阪急電車の社告みたいな仕上がりになりそうだ。
■来世はバイオレンス大好きちゃんに生まれ変わろうかな。
■なんで呪術廻戦の話をしたかというと、私はこの呪術廻戦の人気っぷりにブチギレているからだ。
■先日、私の大大大好きな尊敬する美人先輩がお誕生日を迎えた。
■美人先輩は漫画が大好きで、特に鬼滅の刃と呪術廻戦のファンだ。こないだ一緒にお茶していたとき、このコラボグッズの話を熱心にしていた。
■先輩の誕生日は3月1日、コラボグッズの発売日は3月2日。これは運命ではないか。
■先輩に最高の誕生日プレゼントを渡したいと思った私は、すぐさま自転車にまたがった。
■今日は3月3日。発売されたのは昨日だ。さすがにまだ売り切れてはいないだろう。
■そう読んだ私が甘かった。
■完全に呪術廻戦ファンをナメていた。
■マジでどこにも売ってない。
■アニメや漫画とのコラボ商品は、だいたいチョコレートなどのお菓子棚に置いてあるのだが、お目当ての呪術廻戦のカントリーマアムだけ見当たらない。
■近くにいた店員に聞いてみると、「あのすみません、呪術廻戦の」「あ~~~~~~~~~~無いんですよ」くらいの食い気味で売り切れを告げられた。たぶんこの質問、昨日から6000回くらいされているんだろう。
■5軒目あたりから、入店すると同時に「ジュジュツカイセンのカントリーマアムはありますか?!」と店員に詰め寄るストロングオタクスタイルだったが、「そこになければないですね」とダイソー店員ばりの正論で押し返されてしまった。
■マジでないの?嘘でしょ?発売されたの昨日よ?
■6軒目の店員はロン毛に鼻ピアスのイケメンだった。許した。
■結果的に近所のローソンを12軒はしごし、すべて売り切れだった。
■途中、気が狂って仮面ライダーのカード入りお菓子で譲歩しそうになったが踏みとどまった。危なかった。美人先輩に全力の愛想笑いされるところだった。
■たった1日ですべて売り切れるなんてファンの力は恐ろしい。
■ひょっとしてこれ、ファンと見せかけた転売ヤーも混ざってる???いつもそうだ!!!!!!!お前らサボンのミントグリーンパジャマが発売されたときも一瞬で買い占めて即売り切れにしたろ!!!!!!!わかってんだからな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!やめなね???????????????!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!1
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