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「社会を良くする事業を作る」株式会社eumo|イベントエッセンス

20194022@熊本森都心プラザ

株式会社eumo(以下eumo)


https://eumo.co.jp/
・「共感資本社会の実現を目指す」貨幣換算できない価値
・人間がテクノロジーに追いついていない
①投資事業 越ゆ感謝会の手本となるような事業に資金循環
②プロットフォーム事業 共感社会実現のために活動する人材育成
③人材教育事業 共感社会の塾生に向けた見えざる資産の可視化


eumoは、[感謝]という定量化が難しかった物をコインコミュニティコインとして流通させ、共感経済社会を作る会社。 

お金の定義 


・第一に現在のような過剰な資本主義社会で見受けられる、「お金の奴隷になるのはおかしい」という問題意識
・テクノロジーに社会がアジャイルする(貨幣循環も選択ができる)社会を構成する我々はテクノロジーに合わせてアップグレードする必要がある
・鎌倉ではカヤック(https://www.kayac.com/)が『鎌倉資本主義』を提唱。他地域でもローカル経済が同時多発的に発生。
繋がりの強さがお金の循環になる
・お金は幸せになるための手段

【共感経済事例】
シャツ:マザーハウス
https://www.mother-house.jp/
オーガニックコットン:ピープルツリー
http://www.peopletree.co.jp/index.html

「成長と成功」定義できないとまずい = 地域に依存するが、誰かが決めるものではなく、自分で定義するもの(流される必要ない)


地球資源は有限=永遠に成長し続けることはできない
【参考】原丈人 公益資本主義
https://www.amazon.co.jp/dp/B071VNDCWW/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1

「犠牲が伴う経済を終わらせる」

ボーダレスジャパン田口氏「ビジネスにもルールが必要だ」
「当たり前のことができていない社会認識を持つことと当たり前のレベルを上げることが重要」
https://www.borderless-japan.com/

価値観の変化


シェアリングエコノミー 
お金ではなく社会性に価値が移り変わり、優秀な人材が流入している


ものサービスの飽和
イノベーションはもはやマーケットを特定しなくなった
想定できるマーケットではイノベーションは起こりえない
価格競争を逃れるためにはファンを増やす(ファンは合理的な判断をしない/価格に左右されない)

行政の変化


昨今では可視化の進捗が著しい

キーワード
「共感」「感動」「自分事力」
売るのはストーリー

「本業の拡大解釈」
会社の構成要素は社員の美意識人間力

ブロックロック(世界最大の運用機関) 
フィンク会長
https://www.blackrock.com/jp/individual/ja

ESG投資 ESG投資とは、環境・社会・企業統治に配慮している企業を重視・選別して行なう投資のことです。 ESG評価の高い企業は事業の社会的意義、成長の持続性など優れた企業特性を持つと言えます。

世界では投資から手を引く流れが加速

【事例】


都田建設( https://www.miyakoda.co.jp


非合理:無人駅にカフェをオープンして、週末は満席(マーケットは作るもの)
何もない限界集落でガイドブックを作成「人間は非合理を好む」
合理的な趣味や遊びなんて楽しくない
本業「ハウスメーカーは地域を豊かにするために存在」地域に必要とされる(社会性)企業
国連に呼ばれる中小企業


日本環境設計 (http://www.jeplan.co.jp/ja/

「循環型社会を作る」フランスに工場

石坂産業 (https://ishizaka-group.co.jp/


日本一綺麗な産廃業企業
美意識=森 敷地の90%が森

サイボウズ (https://cybozu.co.jp/


現政府の働き方改革は、サイボウズが提唱しているものではないという広告
https://cybozu.co.jp/20th/rethink/

・社員の1/3が離職する自体を受け、どうしたらこの会社に残ってくれるかヒアリング
・働きたくなる環境を作る
・黒字倒産が当たり前の時代
東京求人倍率9倍 企業にとっての社会性が必要

ソーシャルな事をやるために徹底的に稼ぐ力(売る力)をつける
デザイン設計にお金(時間)をかけなすぎ


------------------------------質疑------------------------------

・投資の判断基準=(ベンチャーの場合)諦めの悪い奴(諦めたら終わり)死んでも諦めないこと

・「ソーシャルベンチャーかそうでないか見破り方」
=株主名簿を入手(株主選び大事)/この人は何のために投資しているか聞く
目的は儲けではなく共感であること
・サバイバルバイアス 
ソーシャルベンチャーの方が生存確率が高い(やるしかないので、被災地のベンチャーの生存確率は高い)
ソーシャルベンチャーは赤字になると増資する
困った時に 引くのか追うのか

優秀さより社会に必要とされるかが重要

ソーシャルにも法律知識は必要

1人でも失敗しない仕組みを構築

ボーダレスアカデミー(https://academy.borderless-japan.com/
起業家版の吉本を作る
起業失敗のリスクヘッジ

起業家には、周囲の支援が必要


eumoの取り組み

・都会と地域を繋ぐ物流で負けないようにする 

不便な通貨
・希少性と地域性の高いものにする
・関係性がないと得られないお金
・残したいものを残すためのお金

稼ぐ力の作り方 


・ビジネスモデルそのものが秀逸(ずるさが社会のためになっている=売れるほど社会が豊かになるプロダクト)
・儲けることは汚いことではない(プライドを持って儲ける)
・苦手なことは得意な人をプラスする
・「巻き込む力」 自分の価値を外部評価してもらう 外部連携する


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