インフル感染でみえた 好印象上司と残念上司(と私)
こんにちは。「7つの習慣」をワーママとともに学ぶDINのまーちゃんです。
小学校から高校まで皆勤!健康だけがとりえの私でしたが、先月流行りに乗ってインフルエンザを発症。結果的に家族全員感染してしまい、一家で隔離生活を送りました。気力はあったのでテレワークはできる。状況をプロジェクトで関わる2人のリーダーに報告したところ、まったく違う反応が返ってきました。
好印象なリーダーAさん
当日、プレゼンターを担う案件があったので、リーダーのAさんに「声は出るのでリモートで発表します」と申し出ました。
Aさんの返信は「自分がやるから大丈夫ですよ。今日は静養してください」というもの。正直、Aさんにはこれまで苦手なイメージがあったのですが、弱った身体にこの一言が染み入り、一気に好印象に転じました。
いつも通りのリーダーBさん
課長のBさんにも状況を報告。当日回付しないといけない書類があったので、その段取りをお願いしました。
Bさんからは「了解です」の一言。
回付書類についてその後、何度もチャットでやりとりする..という平常稼働時と同じ展開をたどりました。病休はこちらの都合。申し訳ない気持ちもありながら、前出のAさんとの対応差に、残念な気持ちが沸々と…
AさんとBさんの違いとは?
Bさんに対するこのモヤモヤした気持ち・・
いつも元気なまーちゃん。テレワークだし、ヘルプ要請もないし、支障はないだろうと思ったのかもしれません。
しかし、かたやマイナスからプラス印象へと転じたAさんとの差はなんだろうと「7つの習慣」のページをめくりました。
刺激と反応の間で四つの能力を活かせたか
「インフルに家族で感染した」というまーちゃん報告(刺激)を受け、Bさんは平常時同様に即レス(反応)したのに対し、Aさんは一時停止してリーダーである自分を自覚し、まーちゃんの今の状況(二児+夫を抱えて療養中)を想像しながら、良心で返信するという反応をしたのではないかと思います。
そして、まーちゃんは…
Bさんとの業務連絡が続いた2日目の夜、意を決した私は「家族全員が寝込んでいる状況で、通常稼働を強いられるのは組織として異常ではないか」とBさんにチャット。あわてたBさんからは弁解の電話がかかってきました。
その時は「異常な組織に一石を投じたぞ」としてやったりでしたが…。解熱して冷静になった時、自分が感じたこと(刺激)をそのままBさんにチャット(反応)した私も、刺激と反応の間の能力を活かせていなかった事実に気づいたのです。
ボタンを押すだけでは 意味がない一時停止
2日間思いを自分の中にとどめた。その意味では一時停止かもしれないけど、それまで普通にやりとりしていた部下から、突然夜に立腹チャットが送られてきたら…
「Bさんの気持ち」を想像できなかった、良心を働かせられていなかったのはこの私でした。
一時停止は、反応までの間に「四つの能力」を巡らせてこそ効果を発揮するものなんだと思います。
美味しい果実は「根」を育ててこそ実る
相互理解は一本のチャットからは生まれない。インサイドアウトで、まずは自分が誠実な人格を磨くところからスタートして、相手に働きかける時には丁寧に。
テレワークが浸透して「いかに遠隔でコミュニケーションをとるか」という効率視点だったけれど、言いづらいことこそ対面で。
Win-Winの人間関係、深い相互理解(美味しい果実)は、一朝一夕では得られません。
書き手:まーちゃん@甘い果実に無支度で飛びついて 失敗しがち
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