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自分の負のパラダイムから脱出する方法

こんにちは。「7つの習慣」を学ぶDINのまーちゃんです。仕事や家庭での葛藤をワーママ仲間と励まし合いながら日々過ごしています。

今日のテーマは「負のパラダイムをどう抜け出すか

7つの習慣では「正しい原則に即した正しいパラダイムを持つことが大事」とされているけれど、特に身近な人に対する凝り固まった見方はそう簡単に覆せないもの。(そもそも原則の定義が難解…)

パラダイム:私たちの態度と行動を決める「物事の見方(思い込み)」
原則:人間の有意義なあり方を支配する、普遍的で絶対的な法則

「完訳 7つの習慣 人格主義の回復」(2015年、スティーブン・R・コヴィー著、キングベアー出版)より部分抜粋


今日は、DINメンバーから勧められた 世界的ベストセラー「自分の小さな『箱』から脱出する方法」をヒントに考えました。


「箱」から脱出するとは

この本では、自分には見えていない問題に囚われている状態を「箱の中にいる」と表現しています。

「箱の中」にいる時は、自分を正当化し、歪んだ目で相手を見る。相手の欠点を大袈裟に考え、自分の欠点を矮小化してしまう。

逆に「箱の外」にいる時は、状況を偏見なく俯瞰でき、良識ある行動をとれる。

同じ状況における【箱の中】【箱の外】からの見方

「箱の中」にいる限り問題は解決できない。「箱から脱出する」とは、「自分の歪んだ見方を改め、正しいパラダイムを持つ」ことに通じます。

私たちはいくつかの箱を状況によって使い分けている

たとえば、ママ友と家族の不満(愚痴)について話していて、相手は真剣に悩んでいるのに、こちらからするとその不満がささいなことに思える、その人柄も重なって微笑ましくさえ感じたこと、ないですか?逆も然りで、こちらは本気でムカついた話をしているのに、ママ友とその怒りを共感できていない感。経験ありませんかね?

箱の中と外を使い分けてる一例

自分の家族に対しては「箱の中」、ママ友の家族に対しては「箱の外」にいる状態だといえます。

隣の愚痴がささいにみえたらチャンス

関わる相手に1人でも「箱の中」に入った人がいると、それが連鎖して偏った見方に共謀し、結果"ひどい相手"を非難する関係が生まれるそうです。私とママ友が、自分の夫だけでなく相手の夫の愚痴にも相乗して 一緒に責めたとしたら、二人とも新たな「箱」に入ることになってしまいます。

しかし、ママ友の話を微笑ましくも感じられた私は、ママ友の夫に対しては「箱の外」にいた。「箱の外」に出た形の人間関係が一つでもあれば、今「箱の中」にいる関係も改善できるので、自分の家族に対する「箱」から抜け出す余地があるということ!隣の芝、ならぬ隣の愚痴が、ささいなことに思えたらチャンス!

箱から出るにはどうすればいい?

本の中のキーワードを拾うとポイントは3つ
■ 自分が「箱の中」にいることに気づく
■「箱の外」に出たいと思う
■ 相手に抵抗するのをやめる

まずは、自分自身にも問題があることに気づき、改善したいと思うことから。そして、相手の立場や考えに反抗するのではなく思いやる。(思いやるのが難しければ、とりあえず「相手はモノではなく人間だ」と自分に言い聞かせる)

相手を、自分と同様尊重されるべきニーズや希望や心配ごとを持った一人の人間として見はじめたその瞬間に、箱の外に出るんだ

「自分の小さな『箱』から脱出する方法」(2016年、アービンジャー・インスティチュート著、大和書房)

「原則に即す」というと難易度高く感じてしまうけれど、この状況は「箱の中か外か」でイメージすると、自分のパラダイムの善悪に気づき、負のパラダイムを脱け出せるかもしれません。

書き手:まーちゃん@空き箱でカマキリを飼ったら いとも簡単に脱出された

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