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勉強したことをアウトプットするためのアカウントです。世界史や倫理を中心としています。

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最近の記事

高校世界史復習 モンゴルの大帝国 パート5 湖広熟すれば天下足る

・中山王により統制された琉球王国は東シナ海と南シナ海と結ぶ交易の要となった。 ・港市国家マラッカ王国は鄭和(永楽帝の宦官)の遠征をきっかけに急成長 →東南アジア最大の貿易拠点に ・香辛料の原産地である東南アジア                  →ヨーロッパや新興貿易国家が利益争いをしだす            →貿易の要マラッカ王国がポルトガルに占領される           →スマトラのアチェ王国やジャワのマタラム王国が貿易の中心地となりポルトガルに対抗 ・大陸部で

    • 高校世界史復習 モンゴルの大帝国 パート4 マルコ・ポーロの『東方見聞録』 +雑談

      ・元では、銅線・金・銀から交鈔という紙幣が発行され銅銭が使用されなくなってしまった。 →日本に大量の銅銭が輸入され、紙幣経済が発達した。 ・イスラームの天文学を参考に、郭守敬(かくしゅけい)が作成したのは、授時暦。 ・中国絵画の影響で、イランで発達した書物の挿し絵として描かれた絵画を細密画という。 ・イタリアのヴェネツィア出身のマルコ・ポーロは17年間フビライに仕えて、『東方見聞録』を書いた。 ・モロッコ出身の旅行家イブン・バットゥータが三大陸周遊記を残した。 ~

      • 高校世界史復習 モンゴルの大帝国 パート3 漢人と南人の違い

        ・色目人という、中央・西アジア出身者が財務官僚として徴用された。 ・旧金の民衆は、漢人。旧南宋の民衆は南人と呼ばれて差別された。 ・元には、初期には科挙が実施されないなど、中国文化が軽視された。 ・フビライが作らせたモンゴルの文字をパスパ文字という。 ・14世紀 元の統治は、放漫財政(チベット仏教の保護など)や内紛で揺らいだ。 ・政府の紙幣濫発や塩の専売制度で経済が混乱。飢饉も起こる。 →窮困した民衆が反乱 →黄巾の乱から台頭した朱元璋が元をモンゴル高原に駆逐 

        • 高校世界史復習 モンゴルの大帝国 パート2 モンゴル人第一主義

          ・第4代モンケ・ハンの命で、西アジアに遠征したフラグは、バグダードを占領し、アッバース朝を滅ぼす。 →その後 シリア進出をマムルーク朝に阻止されると、イル・ハン国を建国した ・イル・ハン国をイスラーム教に改宗したのは第7代君主のガザン・ハン ・ガザン・ハン治世に宰相を務めて、モンゴル帝国の歴史をまとめた『集史』を著したのは?                         A.ラシード・アッディーン ・第5代フビライの大ハン即位に反発して起こったのはハンドゥの乱 ・

        高校世界史復習 モンゴルの大帝国 パート5 湖広熟すれば天下足る

        • 高校世界史復習 モンゴルの大帝国 パート4 マルコ・ポーロの『東方見聞録』 +雑談

        • 高校世界史復習 モンゴルの大帝国 パート3 漢人と南人の違い

        • 高校世界史復習 モンゴルの大帝国 パート2 モンゴル人第一主義

          高校世界史復習 モンゴルの大帝国 パート1 チンギス・ハン

          ・12世紀はじめ 遼(契丹)滅亡 ・モンゴル部族の名門武将の子テムジンは、父を失いながらも周辺諸部族を破り勢力拡大。 →その後テムジンは、クリルタイという有力者の集会でハン位につき、チンギス・ハンを称する →トルコ・モンゴル系諸部族を統合した大モンゴル国を形成 →草原・オアシス地帯に支配を広げた ・チンギス・ハンが組織した大モンゴル国の軍事・行政制度は?     A.千戸制 ・第2代オゴタイ・ハンはコンを滅ぼし華北を領有 →モンゴル高原に首都カラコルムを建設

          高校世界史復習 モンゴルの大帝国 パート1 チンギス・ハン

          高校世界史復習 トルキスタン パート6 宋代の文化

          ・宋代の儒学は、訓詁学→宋学へと変化⇔陸九淵は反発し、心即理をとく ・司馬光が書いた編年体の歴史書『資治通鑑』などにより古文も復興 ・唐から宋にかけて排出した代表的な8人の文章家を唐宋八大家という  (ex 王安石) ・美術では、宮廷画家を中心とする写実的な院体画や自由な筆さばきを尊ぶ文人画が盛んに! ・庶民の間には、音曲に合わせてうたう詩や、演芸場での雑劇が流行った。 ・仏教は、官僚には禅宗      庶民には浄土宗が支持された ・金の支配する華北では、王重陽

          高校世界史復習 トルキスタン パート6 宋代の文化

          高校世界史復習 トルキスタン パート5 蘇湖熟すれば天下足る

          ・南宋は、金へ反撃したい岳飛と、和平派の秦檜(しんかい)が対立 →秦檜が勝ち、金と紹興の和約を結ぶ ・紹興の和約…宋は金に対して臣下の礼を取り、毎年多量の銀や絹を送る。つまり、宋は平和をかねで買った。 ・金と南宋は、淮河(わいが)を国境とし、内部を二分した ・開封…後梁・北宋の都で大運河の集積地として発展 →開封の賑わいを描いた北宋時代の張択端による絵画は、清明上河図 ・宋代には、商業活動が盛んになった。各地の都市の場外には、草市や鎮という商業の中心地が発展⇒銅銭

          高校世界史復習 トルキスタン パート5 蘇湖熟すれば天下足る

          高校世界史復習 トルキスタン パート4 靖康の変

          ・宋は、藩鎖や武断主義の風潮を抑え込むために、皇帝を中心とする中央集権的な体制の構築に努めた →ここで言う中央集権的により…辺境の軍を削減し、中央の禁軍の強化を目指したので辺境民族の圧迫を受けた。 また、官僚を出した家は官戸と呼ばれ、税制などで優遇された。また、この製作には勉強する金と時間のある形勢戸(新興地主)が多く参加し、儒学や詩文の修養を積んだ知識人(士大夫)となった。 ・宋は、茶の専売制で両税法による税収を補った。 両税法とは…持っている土地は資産に応じて徴税

          高校世界史復習 トルキスタン パート4 靖康の変

          高校世界史復習 トルキスタン パート3 「金」誕生

          ・高麗では、独自の風格を持つ高麗青磁が作られ、中国や日本などに輸出された ・9世紀末 遣唐使を停止した日本では、国風文化が栄えた。その後、12世紀末に武士により、鎌倉幕府が作られた ・12世紀末 王と王による朝貢貿易は終わり、民間貿易(ex 広州で陶磁器)が盛んになった。市舶司という貿易を管理する役所も置かれた。 ・11世紀 層宋の西北でチベット系の李元昊(り げんこう)が、皇帝を自称し独立した。その国を大夏と名乗ったが、周りからは、西夏と呼ばれた。また、独自の文字を作

          高校世界史復習 トルキスタン パート3 「金」誕生

          高校世界史復習 トルキスタン パート2 遼の躍進

          ・9世紀に、イラン系のサーマーン朝がブラハを都に中央アジア西側で建国 →サーマーン朝は、軍事奴隷が権力を握って衰退。10世紀にトルコ系のカラハン朝により滅びた。 →この軍事奴隷をマムルークと呼ぶ。マムルークの勢力は、13世紀にアイユーブ朝を倒す →そのアイユーブ朝を立てたのはサラディン ・中央アジアの大部分は「トルコの土地」を意味するトルキスタンと呼ばれる ・イスラーム化した方のトルコ人は、西進して11世紀にセルジューク朝を建て、バグダードに入場。また、13世紀にア

          高校世界史復習 トルキスタン パート2 遼の躍進

          高校世界史復習 トルキスタン パート1 シルク・ロードなど

                中央アジア=トルキスタン 突厥→ウイグル(キルギスに滅ぼされる)→契丹 契丹について…  耶律阿保機が建国  中国内部の燕雲十六州を領土として、世界初の征服王朝になる  二重統治体制を取る(北は部族制…遊牧民は部族ごとに徴税            南は州県制…農民は地域ごとに徴税) ・中央アジアのオアシス都市を結ぶ東西交易路を「オアシスの道」と呼ぶ  →ドイツの地理学者リヒトホーファンは、これを「シルク・ロード」と名付けた ・中央アジア一帯は古く

          高校世界史復習 トルキスタン パート1 シルク・ロードなど

          高校世界史復習 中世ヨーロッパ パート4 建築様式や大学

          ・イタリアのモンテ・カシノに初めて修道院を開いたのはベネディクトゥス ・「哲学は神学の婢(はしため=下級)」と言う言葉には、神学が当時最高の学問とされていたことを表している。 ・スコラ学の普遍論争  実在論…「理解せんがために我信ず」  唯名論…「信ぜんがために我理解す」 ・スコラ学は、アリストテレス哲学の影響を受ける スコラ学は、『神学大全』で有名なトマス・アクィナスにより大成する ・観察と経験を重視するイギリスのロジャー・ベーコンの自然科学 ・教師の組合に

          高校世界史復習 中世ヨーロッパ パート4 建築様式や大学

          高校世界史復習 中世西ヨーロッパ パート3 大空位時代

          ・カペー朝→ヴァロワ朝と続いてヘンリ7世がテューダー朝を開いた。 ・ヘンリ7世は、星室庁裁判で王権に反対するものを処罰した。 ・スペイン王国は、アラゴンの王子フェルナンドとカスティリャの女王イサベラの結婚で成立。 ・神聖ローマ帝国(ドイツ)では、約20年間工程が不在の大空位時代が生じたため、カール4世が「金印勅書」を発布して皇帝選挙を進めた  金印勅書とは…皇帝の資格を定めた書  金印勅書で、選定された7人の聖俗諸侯を選帝侯という →オーストリアのハプスブルク家が

          高校世界史復習 中世西ヨーロッパ パート3 大空位時代

          高校世界史復習 西洋ヨーロッパ パート2 百年戦争

          ・カペー朝9代のルイ9世は、王権を南フランスまで広げ、異端のアルビジョワ派を討伐した。また、モンゴル帝国に使節ブルックを派遣したり、第6,7回十字軍を指揮した。 ・カペー朝第11代フィリップ4世は教会財産への課税を巡って教皇ボニファティウス8世と争い(アナーニ事件)、1302年には、聖職者・貴族・平民の代表からなる三部会を開いた。 ・1328年、カペー朝の次の王朝のヴァロワ朝がたった。 ・イギリス王が、フランス王位継承権を巡って百年戦争が起こった ・両国が勢力を争って

          高校世界史復習 西洋ヨーロッパ パート2 百年戦争

          高校世界史復習 中世西ヨーロッパ パート1 ジョン王やマグナ・カルタのおもしろさ

          ・イギリスの王権は、ノルマン朝がウィリアム1世の制服により建てられたことより、他よりはじめから強かった。 ・ノルマン朝の次のプランタジネット朝の初代ヘンリ2世はフランス西半部を領有し、大勢力を築いた。 ・ヘンリ2世の子第4代ジョン王は、フランス王フィリップ2世との戦いに敗れ、領土の大半を失い、さらにカンタベリ大司教任命問題で教皇インノケンティウス3世に破門された。 ・ジョン王は、貴族たちにより大憲章(マグナ・カルタ)を認めさせられた。 ・4代ヘンリ3世はさっそく大憲章

          高校世界史復習 中世西ヨーロッパ パート1 ジョン王やマグナ・カルタのおもしろさ

          中世の西ヨーロッパ世界 概要

           どうも、Dokokenです。今回から、高校の世界史の授業で習った中世西ヨーロッパ世界についてまとめす。これは、私自身の復習のために行っておりますが、何かの機会で皆様のお役に立てればうれしく思います。 商業圏 ・地中海商業圏…中心はイタリア   港市:ジェノバ、ヴェネツィア、ピサ      主な取引品⇒香辛料、絹織物などの奢侈品   内陸部:ミラノ、フィレンツェ⇒毛織物、金融業 ・北ヨーロッパ商業圏…中心はドイツ、フランス  北ドイツ:リューベック、ハンブルク、

          中世の西ヨーロッパ世界 概要