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サブカルから哲学まで。本を愛するひとたちとともに半世紀。読書人です。

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コラム 「いい本を読みましょう」

本紙10月14日号掲載のコラム「いい本で読みましょう」の全文を紹介します。 谷口弘和著 『100年安心できる!「いい家」の建て方』 ぱる出版 家を建てる。一生に一度、人生で最も高価な買い物である。しかし、いざ未来の「マイホーム」について考えを巡らしたときに、正直何から手をつければいいかわからないのも事実。本書は株式会社木の家専門店谷口工務店の代表をつとめる谷口弘和氏が、これから家を建てようと思っている人たちの「これから何をすればいいか」という問いや不安に自身の経験や実績を

    • 2016夏・豊﨑由美さんが文庫を買う! 週刊読書人文庫企画//本紙に載らない本棚トーーーク♪ ④

       週刊読書人7月29日号掲載の「文庫を買う」企画から、本紙には掲載しない豊﨑由美さんの裏トーク(本棚前トーク)をお届け。豊﨑さん選25冊の読者プレゼント、詳細は本紙で!(編集部)   (先にその①を読む方はこちら)(その②はこちら)(その③はこちら) *  「『軍師の生きざま』――隆慶一郎先生には生前、かわいがっていただきました。貧乏な編プロに勤めていたとき、ときどきご飯をごちそうになって。あ、枡野浩一さんの本がある。映画がテーマですね。実業之日本社文庫は、織田作と枡野さ

      • 2016夏・豊﨑由美さんが文庫を買う! 週刊読書人文庫企画//本紙に載らない本棚トーーーク♪ ③

         週刊読書人7月29日号掲載の「文庫を買う」企画から、本紙には掲載しない豊﨑由美さんの裏トーク(本棚前トーク)をお届け。豊﨑さん選25冊の読者プレゼント、詳細は本紙で!(編集部)        (先にその①を読む方はこちら)(その②を読む方はこちら) * 「岩波文庫にも昔からお世話になっています。『カンディード』があれば……残念、ないですね。  『贋金つくり』がある。ジイドが書いたポストモダン小説です。これは個人的に買います。岩波文庫では、まだ読んでなくてきっと面白いに違

        • 2016夏・豊﨑由美さんが文庫を買う! 週刊読書人文庫企画//本紙に載らない本棚トーーーク♪ ②

           週刊読書人7月29日号掲載の「文庫を買う」企画から、本紙には掲載しない豊﨑由美さんの裏トーク(本棚前トーク)をお届け。豊﨑さん選25冊の読者プレゼント、詳細は本紙で!(編集部) (先にその①を読む方はこちら) *  「講談社文芸文庫は、選び抜かれた本ばかりだから、迷うよね。宇野浩二の「蔵の中」がある! 宇野浩二は、私は『屋根裏の法学者』が一番好きです。蓮實重彦『凡庸な芸術家の肖像』は読んでないのですが、面白そうですね。私が文芸文庫で好きなのは『日本文壇史』。文芸ゴシップ

        コラム 「いい本を読みましょう」

        • 2016夏・豊﨑由美さんが文庫を買う! 週刊読書人文庫企画//本紙に載らない本棚トーーーク♪ ④

        • 2016夏・豊﨑由美さんが文庫を買う! 週刊読書人文庫企画//本紙に載らない本棚トーーーク♪ ③

        • 2016夏・豊﨑由美さんが文庫を買う! 週刊読書人文庫企画//本紙に載らない本棚トーーーク♪ ②

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          2016夏・豊﨑由美さんが文庫を買う! 週刊読書人文庫企画//本紙に載らない本棚トーーーク♪ ①

           週刊読書人7月29日号の文庫特集「文庫を買う」企画では、書評家・ライターの豊﨑由美さんにジュンク堂池袋本店で、25冊の文庫を選書してもらいました。何が選ばれたかは、本紙をご覧いただくとして……ここでは版元別に並ぶ文庫棚の前で選書しながらの、豊﨑さんの棚前トークを、お楽しみいただきましょう。これを読んで何が選ばれたか、想像するのも楽しいかも。  本紙企画では、豊﨑さん選25冊を、読者1名にプレゼントします。詳細は本紙で!(編集部) *  「中公文庫、莫言の『白檀の刑』が文

          2016夏・豊﨑由美さんが文庫を買う! 週刊読書人文庫企画//本紙に載らない本棚トーーーク♪ ①

          『ぼくは君たちを憎まないことにした』アントワーヌ・レリス氏インタビュー(聞き手・増田ユリヤ)

           『ぼくは君たちを憎まないことにした』(ポプラ社)の著者アントワーヌ・レリス氏の来日で、ジャーナリストの増田ユリヤ氏によるインタビューが実現しました(通訳はフローラン・ダバディ氏)。  「週刊読書人7月22日号」に掲載のレリス氏の言葉の一部と、未掲載の言葉を合わせてご紹介します。 *  『ぼくは君たちを憎まないことにした』――これは、昨年11月に起きたパリ同時多発テロ後に、レリス氏がフェイスブックに綴った「手紙」のタイトルでもあります。  「金曜日の夜、君たちはかけが

          『ぼくは君たちを憎まないことにした』アントワーヌ・レリス氏インタビュー(聞き手・増田ユリヤ)

          第二十九回三島由紀夫賞、第二十九回山本周五郎賞、第四十二回川端康成文学賞贈呈式(6月24日)選考委員・受賞者挨拶から

          三島由紀夫賞選考委員・川上弘美氏 私は選考の言葉が非常に短いので有名なんですが、今日はちょっと長いのと、引用がいくつかありますので書いてきたものを読ませていただきます。  小説はどのようにして書かれるのだろうということを選考のたびに考えます。小説はなんでもありなのだ、または反対になんでもありというのが小説なのだという言葉を聞きます。確かにそうなのです。それなのに選考会の俎上にあげられる、そもそも優れているという前提の小説を何篇か読んだ時に、そのなんでもありに対して自然に自分

          第二十九回三島由紀夫賞、第二十九回山本周五郎賞、第四十二回川端康成文学賞贈呈式(6月24日)選考委員・受賞者挨拶から

          『連詩 地形と気象』刊行記念朗読会

          5/14 (土) 『連詩 地形と気象』刊行記念朗読会 4人の詩人がソネット形式で1年間書き継いだ連載詩「地形と気象」。その書籍化を記念して全文朗読会を開催します。 朗 読:暁方ミセイ・管啓次郎・大崎清夏・石田瑞穂 日 時:2016年5月14日(土)14:30開場、15:00スタート 会 場:学園坂スタジオ(東京都小平市学園東町1-7-41 ナカムラビル3F アクセスは学園坂スタジオHPよりご確認ください) 入場料:2,000円(予約制 お申し込みは学園坂スタジオHP

          『連詩 地形と気象』刊行記念朗読会

          人生いろいろ、葬送いろいろ…

          年末にベトナム・ホイアンに行ったのですが、着いた翌日、朝から大読経。 そういう敬虔な街なの? 毎朝こんななの?と思ったら、 葬式だったのでした。参会者は普段着で頭に白い布を巻いています。 そしてこの間、NHKの「エルキュール・ポアロ」を見ていたら、 舞台はイギリス、夫人を亡くしたお手伝いさんが、やはり白い布を頭に巻いていたのです。 宗教が違っても同じことがあったり、同じ日本でも西と東ではお骨の扱いが全く違うとききます。 性風俗からホームレスまで、葬送の現場にも出入りして『葬

          人生いろいろ、葬送いろいろ…

          「私、死んだらどうしましょ」!?

          子どもの頃、毎晩のように考えました。 夜、寝ているうちに死んでしまったら、死んだことにも気づけず、何も感じない存在になってしまうんだなぁ…と。 そんなことを考えるようになったのは実はとても単純で、アニメの「赤毛のアン」の中でマシューが死んだことが、子ども心にショックだったのでした。 昼は考えない死のことを、夜になると考える日々は続きましたが、これまた単純。『知りすぎていた男』を観て、「ケセラセラ」かと思った途端に止みました。 * 1月29日号の「週刊読書人」1・2面で

          「私、死んだらどうしましょ」!?

          大塚隆史『二人で生きる技術』に収めなかった「同性婚」についての一章。。。

          Ponto4号の対談にご登場いただいた大塚さんの著書『二人で生きる技術』は、異性愛者であってもコミュニケーションやパートナーシップを考えることができる、面白くて深い一冊です。文章量が多かったため、やむなく掲載しなかった「同性婚」についての一章。大塚さんが2008年3月に書いたものですが、内容は昨今の状況に照らして読むことができます。 * 50 制度  近年、「同性婚」という言葉をよく目にしたり、耳にしたりするようになりました。  ヨーロッパやアメリカの国や都市で、同性

          大塚隆史『二人で生きる技術』に収めなかった「同性婚」についての一章。。。

          <増刊号ponto>新宿二丁目、LGBT対談からおいしい一粒♡大塚隆史さんとエスムラルダさんの若かりし頃の回想!

           新宿三丁目のバー「タックスノット」で、去る11月、店主で造形作家の大塚さんと、ドラァグクイーンのエスムラルダさんに、新宿二丁目について、LGBTIAQについて、三大巨根について(笑)、セクシャルオリエンテーションやジェンダー、女装から結婚制度までたっぷり語っていただきました。ポント本紙に掲載しきれなかったお二人の回想をお楽しみください。 ♡     夕刻のタックスノット、対談は大塚さんの一人語りで始まる。     エスムラルダさんはカウンターでメイク中。 大塚 ぼくの

          <増刊号ponto>新宿二丁目、LGBT対談からおいしい一粒♡大塚隆史さんとエスムラルダさんの若かりし頃の回想!

          読書人8月28日号「ハイデガー哲学の広がりをめぐって」…紹介書籍一覧…

          ◇ヴィクトル・ファリアス著、山本尤訳『ハイデガーとナチズム』(名古屋大学出版会) ◇グイード・シュネーベルガー著、山本尤訳『ハイデガー拾遺』(未知谷) ◇ジャック・デリダ著、港道隆訳『精神について 新版 ハイデッガーと問い』(平凡社) ◇ハンナ・アーレント著、大久保和郎訳『イェルサレムのアイヒマン 新装』(みすず書房) ◇ハンナ・アーレント著、森一郎訳『活動的生』(みすず書房) ◇マルティン・ハイデッガー著、高田珠樹訳『言葉についての対話 日本人と問う人とのあいだの』(平凡社

          読書人8月28日号「ハイデガー哲学の広がりをめぐって」…紹介書籍一覧…

          ★どこよりも詳細★ 第153回 芥川賞・直木賞 授賞式 選考委員・受賞者コメント全文

          ▽『週刊読書人』絶賛販売中▽高村薫東山さん、直木賞ご受賞本当におめでとうございます。皆さますでにご存知の通り、選考委員全員が○を付けた満点のご受賞でございます。作品のジャンルも文体も好みも全部違う9人の選考委員が口を揃えて絶賛するというのは普通ありえないことですけれども、その奇跡のようなことがすんなり起こったのが受賞作の『流』でございました。もちろん選考委員によって絶賛した具体的な理由は少しずつ違っておりましたけれども、共通しておりましたのは、とにかく読んで楽しいということで

          ★どこよりも詳細★ 第153回 芥川賞・直木賞 授賞式 選考委員・受賞者コメント全文

          第46回日本漫画2015展「ABE WARS―安倍戦争」

          第46回日本漫画2015展のテーマは「ABE WARS―安倍戦争」 日本漫画の会は、「日本列島の今を風刺とユーモアの個性的な発想と、自由な形式で漫画の可能性を追求」する。本紙連載「夜郎戯暦」でおなじみ、『深夜食堂』の安倍夜郎さんも参加のギャラリー展です。  ▼開催地:地球堂ギャラリー2階     (〒104-0061 東京都中央銀座8-8-6) ▼電話:03-3572-4811 ▼会期:8月3日(月)~8日(土)午前11時~19時    ★初日は午後15時から、最終日は午

          第46回日本漫画2015展「ABE WARS―安倍戦争」

          あたらしいことはじめます。▼読書人セミナー▼「独立系出版社の挑戦――編集・販売・経営」「芥川賞について話をしよう」

          読書人でセミナーを開催致します。記念すべき第1回目のテーマは「独立系出版社」。ここでしか聞けない話がもりだくさんです!懇親会付きですので、人脈作りにも役立つかも。皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。 ▼読書人セミナー▼「独立系出版社の挑戦――編集・販売・経営」 【日時】9月11日(金)19時〜21時(セミナー終了後に懇親会あり) 【場所】読書人スタジオ(地下鉄東西線神楽坂駅より徒歩1分) 【参加費】1000円(ワンドリンク付き) 【講師】小林浩(月曜社取締役)・

          あたらしいことはじめます。▼読書人セミナー▼「独立系出版社の挑戦――編集・販売・経営」「芥川賞について話をしよう」