お願いごとが断られるたった2つの理由
今回の記事では、お願いごとをするときに
断られてしまう理由として大きなものを2つ取り上げ
お願いごとを聞いてもらいやすくする方法を説明していきます。
タイミングが悪い
お願いごとを聞いてもらうために、一番簡単に効果を得られる方法としては
お願いをする時間を変えてみる、ということがあると思います。
僕自身、疲れ切った夕方ごろに急ぎでもない仕事を言いつけられて
この前も、少し嫌な気分になったばかりです。
もちろん、やんわりと断ってしまいました。
「何かをしてもらいたい」と思うなら、人が疲れている時間帯に
お願いしに行ってはいけません。
では、いつがいいのか?
結論から言うと、
午前中がいいです。
朝というのは人間の脳が一番クリアな時間帯です
このような時にお願いごとをすることで、聞いてもらえる可能性が高いわけです
また、人間の心理的に、朝イチでお願い事を断ることで
その日1日、「お願いを断ってしまった」という罪悪感を抱えて過ごしたくないという
気持ちも働きます。だから、お願い事を受けてくれる可能性が高まるのです。
もし午前中にお願いするタイミングを逃した場合は、
昼食後でもいいでしょう。
ご飯を食べたあとは、人は幸福感に満たされており
お願いごとを聞いてくれる可能性が高まります。
ためしにやってみて、感想を教えてもらえたら嬉しいです。
言い方が悪い
タイミングの次に大切なのが言い方です。
お願いをする時の言い方が悪くて断られているということを、多くの人は気づいていません。
しかも、たった一言付け加えるだけでお願いごとが
30%以上も聞いてもらえるようになる
ということを知らない方が多いです。
その一言とは
理由です。
お願い事をする際には、必ず理由を言うようにしましょう。
ある研究では、
コピー機を使っている人に対して、理由を告げずに
「先に使わせて」と言った場合、60%の人しか順番を譲ってくれませんでした。
この時に、「急いでいるので、先に使わせて」と
ごくごく簡単な理由をつけただけで、90%以上の人が順番を譲ってくれたという
結果が出ています。
この時の理由は本当になんでもいいので、極端に言えば、
「〜だから」「〜なので」という理由を表すような言葉が入っていさえすれば、
人間は自動的に「お願いされているから、聞いてあげよう」というモードに
入ってくれる。
条件反射みたいなものですね。
「お願いを断ったら嫌な顔をされる」
「助けてあげたら喜んでもらえる」
などの今までの経験や、
「人が困っていたら助けるものだ」
という長年染み込んできた価値観が呼び起こされ、
理由をつけただけで、人はお願いごとを断れなくなるのです。
まとめ
■お願い事をするのは、午前中の脳がクリアな時間を狙いましょう。それか昼食後でもOKです。
■「〜なので」「〜だから」とシンプルな理由を付け加えるだけで、お願いを聞いてくれる可能性が30%以上高まります。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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