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「結婚して丸くなったね」って言われたくない


「結婚して、なんか変わったよね」

「家庭に入って、丸くなったよね」

って言われたくない。


4半世紀 一緒にやってきた「ムラカミ カホ」

という人間を失いたくないし、

自分も含め 誰にも奪われてたまるか!

って思う。



私の理想は こう。


苗字が変わったからといって、A が B にコロっと変わるようなことはしたくない。

A という幹に 、B という新たな枝がプラスされて

より大きく、太くなるイメージ。

そんな風に、今までの自分よりも さらに大きく太く深く

パワーアップした人間になっていたい。


確かに、

結婚してから 自分の新たな一面を実感することが増えた。

旦那さんの為に 豪華な食事を作ってみたり、

ゲン担ぎのカツ丼を用意してみたり、

風邪をひきそうな日には お風呂を張ってみたり。


「旦那さん」になったパートナーのことを、

「家族」として支えたい、と思うようになった。

これは私にとってすごく嬉しいことで、

圧倒的に 自分中心だった自分に訪れた 「人間的に」とても前向きな変化だった。


でも一方で、


「ムラカミ カホ」としての人生もまだまだ道半ば。

もっとやりたいことがいっぱいあるし、

目指すカタチも 叶えたい夢もある。


だから、


新しい苗字の自分としても成長しながら、

「ムラカミ カホ」としての人生も諦めない。



「結婚して丸くなったね」とは言わせない。




追伸


かといって、変わっていく誰かを否定するのはナンセンス。


「誰かのために変わりたい」そう願う人の気持ちもまた尊重されるべきもの。


これは自分への戒め。

本当の意味で 「多様性」を認められる心をもった人間であれ。


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