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【エッセイ】あとずさりなんて必要ない。

「ズン、ズン、ズン。」
前から自分より強いものがやってきた時、
人間誰しもあとずさりしてしまう。

あとずさりをしてしまうのは、
自分に自信がないからだ。
自分より相手の方が強いとわかっているから、
引いてしまっている。

その相手が球速150キロを投げる
剛腕ピッチャーだろうが、
1時間考えても解けない激ムズ数学問題だろうが、
関係ない。
その実績だけを見て、うわ、これ強いな。
とか思ってあとずさりしてしまってるとおもう。


でも、あとずさりしないためには、
自分に自信を持てばいいんだ。
そんなこと言ったって、自信なんて
そう簡単に生まれるようなものじゃないぞ、と。
言うかもしれない。

じゃあ、どんな強い敵であろうが、
一回全力で突っ込んでみよう。
まだ年度が始まったばかりの4月、春だ。
今しか、がむしゃらに突っ込める時がない。

突っ込んで、99%ぐらいは跳ね返されたり、
返り討ちにあったりするだろう。
でも、突っ込んだ時の手応えが、
あとで自分の自信につながる。

自分が本気で突っ込んだなら、
自信がわかないはずがない。

このようにして、自分に自信が持てるようになったら、
もうあなたには「あとずさり」という言葉は必要ない。
あとはその自信をもとに、
もっと多くのことにチャレンジするべきだと、思う。

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