【道楽舎】『コントが始まる』感動の最終話!人生はコントだ!さようならマクベス
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『コントが始まる』が終わってしまい、早2週間。ちょっと時間が経ってしまいましたが、最終話を振り返りながら、マクベスが教えてくれたことや感動を詰め込んでいます。『コントが始まる』を観ていた方はもちろん、観ていない方でも、物語は知らなくても何かしら胸に響くものがあると思います。
第9話の続きも含めて、kなありのボリュームで濃い内容のコラムになってしまったので、やむなくカットした部分があります。本編に関わることで、観ていない人しかわからないので、こちらに掲載したいと思います。
マクベスはラーメンと共に
マクベス結成は、ラーマンを食べた後に春斗の言葉がきっかけでした。そして、解散が決まったのも、ラーメンを食べた後。
マクベスの歴史は、ラーメンと共にあると言っていいと言えます。
解散ライブが終わり、打ち上げも終わった後、瞬太はラーメンを食べたいと言い出しました。マクベスとして食べる最後のラーメン。
そこで、瞬太は疑問に思います。
「いつが解散なの?」
解散ライブが終わった瞬間なのか、引っ越した時なのか。
「そりゃ、マクベスはラーメン食べ終わった時だろ」
潤平がそう言うと、二人は春斗がラーメンを食べ終わるの、息を飲んで見守る。
そして、春斗が食べ終わって一言。
「意外とうまかったな」
スカされた二人は笑うが、「解散」という言葉を避けたい春斗の思いを感じました。
最後のじゃんけん
マクベスはいつも、大事な時はじゃんけんで決めてきました。
最終話のコントは「引っ越し」でしたが、このネタの伏線回収として、マクベスは引っ越しをします。その最後のやりとりは、「冷蔵庫」を掛けたマクベスじゃんけんでした。このじゃんけんは、ただのじゃんけんではありません。「マクベス」として最後のじゃんけんなのです。
最後のじゃんけんは、「冷蔵庫」獲得権。
あいこが続き、中々勝負は決まらない。でも、決まってしまえば、終わってしまう。マクベスも終わりになってしまう。仕切り直してもまたあいこ。
名残惜しむようにあいこが続くが、その時は訪れてしまう。
勝ったのは春斗。
勝負がついてしまった。いつもなら、勝ち名乗りを上げて盛り上がるが、この時ばかりは、そうもいかない。終わりを噛みしめるかのように、頰を涙が伝い、呼吸を整える。潤平も瞬太も、最後の言葉を覚悟するかのように涙する。
ついに下された「パーフェクトジャッジ」
3人はそれぞれ泣き笑い、最終話のテーマでもある「引っ越し」をすることとなった。
ただ、最後まで春斗の口から「解散」と言う言葉はありませんでした。
ラーメンを食べた後には言えなかったことを、この場で言うのかと思っていましたが、結局、明確な「解散」は訪れませんでした。
マクベスは終わらない
トリオ芸人「マクベス」は、解散ライブを終え、もう活動することはありません。【道楽舎】のコラムにもありますが、中浜さんは「これからもずっとファンであり続けます」と春斗に伝えました。マクベスのコントは、今後も動画で観られるからと。
マクベスの三人は、それぞれの道を歩み出しました。もう活動することもありませんが、「マクベス」と言う存在がなくなることはない。そして、三人にとって春斗の口から「解散」という言葉がなかった以上、マクベスは終わらない、ということだと思っています。
マクベスが終わるということは、活動していた10年間も無くなってしまうのかもしれません。過去のものになって、夢だったかのような。
潤平は実家の酒屋を継ぎ、瞬太は海外に冒険の旅に。
そして道に悩んでいた春斗が決めた道は、「街の水道屋さん」でした。奇しくもそれは、中浜さんと出会ったことで生まれ、物語が始まったコントで演じたものでした。
「街の水道屋さん」を選んだのは、自分がマクベスとして活動したことの証明と、マクベスを終わらせたくない、という思いの表れだったんだと思います。
個人的な予想としては、春斗は一人でもお笑いを続けるのではないかと思っていたのですが、私の予想なんかよりも、素晴らしい結末になったと思います。
絶対オススメのドラマ
もうマクベスが観られなくなるのは残念ですが、『その後のマクベス』を是非とも観たいものです。できれば、huluではなく地上波で(笑)
もし、『コントが始まる』を観ていない方は、ぜひとも観ていただきたい。huluに入っている人はぜひ!他にも観られるようになったらいいんですけどね(^^;
また、このような素晴らしいドラマに出会いたいですね。
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