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『現役東大生の幼少期の習い事』をしたら我が子も東大に合格するのか?!

こんにちは!
本日も私のnoteにお越しいただき、誠にありがとうございます。

いやはや…
ショッキングなタイトルで失礼いたします。

東京大学は、誰もが知る伝統校。

ここまで子育て期のママの注目を集めるのは、やはり歴代の卒業生の英知と努力あってのことです。そして脈々と受け継がれた伝統が、東大ブランドを確固としたものにしているのでしょう。

子育て期の親をターゲットにしたメディア媒体では、東大生が幼少期にしていた習い事は頻繁に話題に取り上げられます。

ササっと紹介すると…

1位 スイミング

2位 ピアノ

3位 英会話


私も、この第2位のピアノに関係しているのですが…。

ピアノを演奏するには様々な力を必要とします。

楽譜を目で見て⇒脳で判断し⇒体の調節を伴いながら意図して指を動かし⇒奏でられた音を耳で判断し⇒次にどのように演奏するのかを脳で判断する、且つ次の音を体を調節しながら意図して指を動かす……の繰り返し。
加えてペダルも同様に、あらゆる器官を協調させながら使用します。
勿論、心で感じながら…。


『The 協調運動』の極致 です。


幼い子が自分の思い通りに指を動かせるようになっていく段階、自分の力で楽譜を読んで自分の音として奏でていく姿を見ていると、シナプスが張り巡らされて結合していくような感覚を覚えます。

アメリカンスクールで、リアルなギフテッドの子ども達にピアノを教えていて感じたのは、やはり知能開発に良いだろうということ。

でも、感じるものがあるんです。

多くの現役東大生の幼少期のように、我が子にもピアノレッスンを受けさせれば、行く行くは東大に進学できるかもしれないと、サッカースクールに行きたい子をピアノ教室に何とか入れようとするご家庭が…。

結論から言うと…


幼少期の習い事は、

お子様の心が満たされるものを与えてあげて欲しい。


ピアノを習わしたいのは親。
本人が習いたいのはサッカー。
だったら、サッカーでいいじゃない!

ちょっとここではご紹介できませんが、
好きなことに打ち込んでいる時の脳の活動は、断然 活性度が異なります!
好きなことに取り組む時、子どものあらゆる器官の活動量は高められ、そのことによる物事の吸収度は目を見張るものです。また出来ることが増えること、「あんなふうにできたらいいな。」と思っていたことが、徐々にできるようになっていくことで自己肯定感も上がります。


国際的に見ても、日本の子どもの自己肯定感は低いといわれていますが、やはりそれは大人が《その他大勢と一緒》であることにより得られる、ある種の安心感に求めるからかもしれません。

目の前の子どもの行動や発言、目の輝きから、その子の持つ個性や感性を見極めて、習い事を選択して欲しいと思います。


最も大切なのは、
「親の願い」ではなく「子どもの声・子どもの心の声」です。

因みに、サッカーはノミネートされていませんが、サッカーから育まれる能力も素晴らしいですよ。

ピアノは基本的には一人で完結ですが、
サッカーは他者がいます。
チーム戦ですから。
しかも、他者は他者でも、チームメイトと試合相手と大勢です。

他者(仲間と試合相手)の動きも見て、先を予測する力は必要ですし、先を見越して適切な場所に適切なスピードで適切な場所にボールを回しますし、何と言ってもあの運動量なのに作戦を覚えてプレイし、且つ臨機応変に動くことまで求められる。これができたら凄いですよ!

好きなことを、とことん本気で学ぶ。

幼児期の習い事で大切なことは、コレだと思います。



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