ポーランドでの初雪はバイト帰りの夜でした。
日本の雪が降らない地域に生まれ育った為、実際に空から降ってくる雪を見るのは初めてでした。感動。本当にヒラヒラ雪が降ってくるんだな〜。

ハンガリーへのソロ旅

そんな冬入りした11月は、時間をガッツリと旅行に使うことに決めていました。まずはハンガリーへのソロ旅。友人が一緒に来ていることもあり、国外への旅行は大体一緒に行きました。でもソロ旅も好きなのでハンガリーは一人で行くことにしていました。

簡潔にいうとハンガリーは最高でした。もう一回行きたい。
ドナウ川の真珠と呼ばれているのも分かる。夜にドナウ川に反射する夜景、ロマンティックな川沿いでした。夜景を楽しむカップルがたくさんいました。これはいい思い出になるよな〜と、私はソロでしたので、少し寂しさも感じましたが、ソロ旅に付きまとう感傷をしっかり楽しみました。

料理が大好きなので、旅行先の料理を食べるのを毎回かなり楽しみにしています。ハンガリー料理は、有名なグヤーシュを目当てにしていましたが、鴨料理も牛肉を使ったシチューもトカイワインも本当に全部美味しかった。。家でも作りたかったので、作り方を調べ、帰りに機内持ち込みで許される範囲でパプリカパウダーと辛いチューブの物を買いました。すでに３回は作ってます。

ついに夢のオーロラ

いつか見てみたいなーと思っている人も多いオーロラ。日々働いていた時は、私もその中の一人で実際見には行けいないんだろうなーと思っていました。
ですが、今は北欧がすぐそこじゃんと思える距離にいる。
どうせ行くならオーロラの確率をできる限り上げたい、、、リサーチを開始。ロヴァニエミは日本からオーロラを見に行く際に良く聞きますが、確率はイマイチそう、サンタ村や街でも楽しめるという点ではいいですが、私はオーロラに全押し！より北へ向かうことに決めました。
ネットサーフィンを続け、どなたかのブログですぐ上にオーロラが見えるロケーションで、＜ゲストハウスハスキー＞という宿泊施設を発見しました。
森の中にあり、周囲に灯りがない、オーロラが真上に見える。しかもハスキーツアーをやっているので、常に犬がいる。（私は犬好き）
ここに行きたいな。そこはイヴァロというヘルシンキからもロヴァニエミよりもさらに北。でも空港がありました。
飛行機代に宿泊代も合わせると安くはない、というか北欧全部高いけど、この場所がピンときた。よしここに行こう。

いざ、イヴァロへ。

どーん！！
着いたその日は天気良し、確率よしのベストオーロラDayでした。
空いっぱいに広がるオーロラ、カーテンの様にヒラヒラと動く大規模なオーロラを見ることができました。
が、とにかく外は寒く、マイナス20度の世界。あたりは暗くよく見えないけど雪の世界なのはわかる。しばらく外にいると手や足の感覚が失われる感じ。しかしすぐそこに暖かい部屋がある。最高だ。よかったここにして。心から思いました。
とにかく初日にオーロラを見れたことで、まずは今回の旅の成果が得られたことにも安心。
友人を引き連れてきており、こんな周りに何もない場所まで我儘言って来て、見れなかったら、、と思っていたところもあった。笑　よかった。

オーロラが消えるまで、寒さに耐えながらオーロラを目に焼き付けました。
よく見るオーロラの写真は、輝く緑の光ですが、実際はもう少し柔らかい色味で薄い緑色に見えます。私も写真を撮ると実物よりもかなり濃い緑に映るのでびっくりしました。

ネットで何でも写真や映像で見ることができる世の中ですが、実際見るのと違う世界もやっぱりあるんだよな、と実感しました。今後も出来るだけ、見に行きたい、やってみたいと思う事は自分で確かめてみたいなと思います。３０代に突入し大体のことを知った気になってしまってこんなもんかと思うことも増えましたが、自然ってやっぱりすごいなと思えた時間でした。