憤慨してる話。


ナンシーのお返事が早くてひいてる(けどうれしい)。

ここ一週間は、ナンシーも知ってる友人たちと味噌を仕込んだのと、実家に一日帰ったのと、週末は友人の珈琲屋で働いて過ぎていきました。
だから半分以上の時間を一人で過ごしているわけだけど、まだ読みたい本もラジオもポッドキャストもたくさんある感じでいつまで休み続けるんだろう自分、というところです。
けど、この「いつまで休み続けるのか自分」の中にはあまり焦る気持ちはなく、傍観している要素が大部分。

で、とつぜん憤慨している話に入るけれど、実家に帰った時のこと。母親経由で妹の話を聞いた。下の子供が幼稚園に入ってもうすぐ一年。
少しだけど時間もでき始めた事だし、空いた時間で働きにでようかなと求人を見ていたそう。すると、夫に「その時給で数時間働く金額、俺が一時間残業すればもらえるのと同じだから、それだったら働かなくていい。」と言われたとのこと。 

憤慨。

その場でもぶつけどころのない怒りを母に向かって言葉にしたけれど、車を運転しながら名古屋に帰りながらめちゃくちゃムカついてきた。
けど、妹の夫を責める気持ちはあまり沸いてこない。そこを責めたところで何かが解決するとは思えない。(もしその発言の場に居合わせたら何か発していたかもしれないけど。)
けど、言いたいことは山ほど。そもそも結婚する前、妹は専門職についていて役職もあった。結婚を機に退職して他県にうつり、専業主婦となり数年。そういう形をとったことにどういう経緯があったかわからないし、妹は仕事を辞めたかったかもしれない。だからこの先は私の勝手な憶測でしかないけれど、きっと彼らが結婚する時、夫は苗字をどちらにする?なんて聞かなかっただろう。どちらが仕事を辞めてどちらの暮らす方に住むかという相談もしなかっただろう(だって、収入は俺の方が多いから)。女が苗字を変えて、仕事を辞めるのが当たり前だもんね?あと、妹を専門職から離れさせてしまうことに夫はどこまで心を寄せたんだろうか?それも別にたくさん稼げるわけじゃないから、辞めてもたいしたことないでしょ?だろうか。憶測終わり。

ねぇ、働くって金額で価値が決まるの?
数年間、二人の子育てに奔走してやっとできた時間で自分で自由に使えるお金が少しでもあったらいいなって思うのは、同じ金額渡す(ちなみに渡すとは言われてない)からやめときなよって言われて解決すること?

ぜったい違うよね(ぜったいってあんまり使いたくないけどここはやむを得ない)。

家族に役割分担があるのは良いと思う。
ここでまた前回から続くケアし合う、人を慮る話になるけれど、自分が担っていない役割に目を向ける、役割分担を定期的に見直すなどは必要だよね。それからさ、もし自分がお金を稼げなくなった時、妹の夫には何ができるんだろうとも考えてしまう。会社という安定した組織にいるからこそ、そんな発言が出来てしまうんだろう。その危うさに気づいているんだろうか。
たまに会う彼は、私にも手土産を買ってきてくれたり、態度も丁寧だったり、基本的には協調性のある人。だからこそ、そういう発言が出てきてしまうということは、その問題点に気づいていないんだろう。むしろ良かれと思って言っている可能性すらある。

これ、どこから解きほぐしていけばいいんだろうね。

こういうナチュラル家父長制の人とは無意識に距離をつくる習性があるので、久しぶりに思わぬところからくらった。

人を変えようとは思わないけど、妹と大切な甥っ子姪っ子のために私はどういう角度で何ができるかなーと考え中。
何かいいアイデアあるかな?

マレーシアから帰ってきたあと、刺繍欲が沸いてきて刺繍屋さんをはじめようと思ってきました。これは三姉妹に配る用のタイガービールのフタ。加工して帰国時にあげるね。
三姉妹で未開の地への旅、やろうやろう!
ではまた。

たかみんより。

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