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耳鳴り潰し12

 息子の咳が止まらず、熱も37℃を超えたので学校を休ませる。念のためかかりつけの小児科へ。前回前々回が偶然休診日にあたっていたため、久しぶりのいつもの医院に。

 自転車移動中に休むことにしている息子が、目隠し代わりにしていたヘアバンドを忘れたので、フェイスタオルを巻いて五条悟のようにする。途中、校外学習に出ていたらしい小学生の集団とすれ違う。偶然にも娘がいた。娘の方が私に気付き「バイバイ」と声をかけてきた。目隠ししておやすみ状態だった息子が「今ねぇねいた!」と声だけで気付く。姉弟の絆ってすごい。

 一応検査してもらうがコロナでもインフルでもなし。少し薬を変えてもらい、抗生物質も錠剤で貰う。初めての錠剤だが粒が小さいこともあり、すんなりと飲めた。

 家庭訪問四連発。娘の担任-娘の支援学級担任-息子の支援学級担任-息子の学級担任。

 まず娘。五年生で約半年不登校だったが、六年生になって仲の良い子の固まったクラスになってからは順調に登校できている、という話。学習意欲も見せているようだ。支援学級の先生は今年他校からやってきた人なのでまだ慣れていない感じ。昨年の先生が、怒る時にヒステリックな大声になるのが苦手だった話などをする。先日仕入れたばかりのHSCっぽい話などをすると「繊細さんなんですね」と物分かりのよい対応。

 息子はまだクラスの中で学校のルールなどを学ぶ段階なので、支援学級にはまだ一度も移動していない。支援学級担任としても、見守るだけに留まっているし、先日休んだ時も、次の日に休んだ分も取り返すように熱心にやっていた、とのこと。掃除の時間に、机を運ぶ係は二人で一つの机を運ぶのだが、もう一人がどこかへ行ってしまったらしく、係の子が一人で困っていた。息子はほうき係だったのだが、その子に気が付くと声をかけ、もう一人の子を探してあげたとか。

 学級担任からは、登校班が同じで席も後ろの子とよく話していたり、公園でよく遊ぶ子と交流できていたり、順調なスタートを切れています、とのこと。幼稚園の時は元々女子の多いクラスだったので、男子との関わりがうまくないのかな、と思っていたことなどを話すが、今のところ心配なさそうだという。

 息子が「お絵かき対決しよう、お題はサメ」というので素直にサメを描く。なぜか分からないが妻に笑われ続ける。


サメの絵(画:泥辺五郎)

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