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泥棒猫であり続ける。

 泥棒猫です。

 昨日、Peter RabbitちゃんとLINEで何時間もやり取りしてて改めて気づいたことがある。というか、8月17日に決めてた。

 

 私は最初から既婚者とわかってるのに、同級生の彼と付き合っている。途中、彼の元カノが出てきて奥さんにバラして危機を迎えたけど、それでも今も隠れて付き合い続けてる。

 「不倫は奥さんにバレたらゲームオーバー」だと、それまで私は思っていた。別れることになるんだろう、と。彼から切り出されるか、私が引くか。

 元カノに『密告書』なる文書を奥さんに送りつけられ、私のことを書き連ねられたけど、彼は私とは何でもないし、もう2度と会わないと奥さんに言ってるわけで。


 その事件のさなか、30分だけ密会したときに、彼に言った。

「私のこと諦めないで。そうしてくれるなら私は頑張る。ずっと一緒にいる。」

 そしたら彼は

「離れるのは無理。諦めるのも無理。絶対あきらめない。」

 と。


 そしてその日のことを【8月17日の誓い】と名付けた。

 ・諦めずに頑張る

 ・大前提「ずっと一緒にいる」

 ・自爆しない

 大真面目に、一緒に、そう決めた。

 私が不安になると彼は「でも、8月17日の誓いがあるから。」って言う。

 今回、来春の海外赴任が決まった時も。



 そして。昨日のPeter RabbitちゃんとのLINEでのこと。

 彼は結婚を迫られない、恋愛だけの関係でいいけども。でも私だって結婚生活の嫌な面をすっ飛ばして、良いとこ取りの泥棒猫なんだよ。っていう話になった。

私「私がやってることはバレたら恐ろしいことだよね・・・」

P「バレたらどうするの?」

私「謝る。」

P「あっさり諦めるの?」

私「んー。とりあえず謝る。あとは流れに任せる。彼が奥さんの言うことをきいて私とは、もうやめるっていうなら、会わなくなるからいつか忘れるでしょう」

P「『嫁にバレたんだよ。別れてくれる?』って言われたらやめて、『嫁にバレたんだけど、誤魔化しつつ会える時だけ会って欲しい』と言われたら待つの?」

私「ひどいんだけど、そうする。実際、今そうだし。別れてくれって言われたら本当にその通り別れるし。」

P「なるほど。そこで彼のこと最悪のヤツだとは、思わないんだね」

私「そうだねー。思えないね。こんなことになっても諦めないでって頼んだのは私の方だし。」

・・・と。やり取りは、まだまだ続いたんだけど。

 

 私は彼の奥さん、今もこの関係が続いていることを一生知らないでいればいいな、と思う。

 Peter Rabbitちゃんは「心でつながってる。心の支えになってるって、奥さん知ったら、一番キツイなぁ。と思う」って。そうだね。ホントに。

 

 このLINEやりとりのおかげで、改めて言語化したからわかった。

 先のことはよくわからない。

 でもいまは、泥棒猫であり続ける。ということが。


 


 

 

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