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#9 自責のコミュニケーションのつもりが実は、、、

前回、コミュニケーションについて、2人のコミュニケーションを例に学びました。

そこでは大きく、
・コミュニケーションの自分の責任を受け入れること(自責のコミュニケーション)が大切
・コミュニケーションのゴールは納得解を生むこと
ということを学びました。

では、いざ生活の中で実践をしてみよう!と意気込んだのですが、なかなかうまくいかないことも…

まず意識したのは、人とコミュニケーションをするときに自分の50%(投げ方、受け取り方)に集中すること。

言い方を分かりやすくしてみたり、変な解釈なしで聞こうとしてみたり、、、
たしかに、自分の責任に目を向けることでコミュニケーションが自由に楽しくなる感じがありました。

でも、なかなか手強い相手もいます。
言い方がキツイ人、何を言ってもネガティブに受け取る人

こんな人たちとコミュニケーションをするとき、
「いくら自分が自分の50%を意識しても、相手が相手の50%を引き受けてくれていないと僕の言いたいことは伝わらないんじゃないか?」
と僕は思いました。

そこで、隆さんに相談したときに言われた一言
「それって、相手がって言っている時点でもうすでに他責になってるよね。」

(グサッッ)

まさか??
あれだけ自責のコミュニケーションを意識していたはずなのに、どういうことでしょう?

前回のnoteでも書いた図、客観的な視点で見れば、コミュニケーションの責任はAさんBさんそれぞれ50%ですが、Aさんの視点に立ったときは自分の責任が100%なんです。

たしかに、こうして改めて整理してみると、相手に言いたいことが伝わらないとき、僕は知らない間に相手のせいにしていました。

さらに気づいたことがもう一つ。
先ほどの疑問の中にあった「僕の言いたいことは伝わらないんじゃないか?」という部分。

お分かりでしょうか?
コミュニケーションの目的が ”僕の言いたいことを伝えること” になっているではありませんか!

”コミュニケーションのゴール(目的)は2人の納得解を生み出すこと” であり、”自分の言いたいことを伝えること” も大切ですが、それは手段でしかなかったはず。
いつのまにか、その手段が目的にすり替わってしまっていました!

せっかく相手と何かを生み出すことの楽しさを学んだのに、その目的に至るまでの手段で終わってしまっているなんてもったいない!
でも、こういうことって日常過ごしていると本当に多いですよね。

いやはや、前回知識として学びましたが、実践するとなるといろいろと難しさがあるものですね!
引き続き、修行が必要そうです!

次回もどんな学びが待っているのか、楽しみです!