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丹田呼吸

秋のはじめに。
以前からお世話になっている方に、丹田呼吸を教えていただいた。

これまでも服部みれいさんの本やヨガなどでその存在は知っていた。
やってみたことも、何度かある。
いずれの時も、効果はよくわからなかった。

丹田呼吸を学ぶその方の誘導に合わせて、吸って吐いてをカウントしながら繰り返す。
吸ってー。1、2、3、4、5。
吐いてー。1、2、3、4、5、6、7、8、9、10。
すぐに足がじんわりしてきたので、驚いた。
丹田呼吸のやり方は、いくつかあるそうだ。
効果は、人それぞれ、多岐に渡るらしい。
丹田呼吸の世界は、なんとも深そうだ。

「これを、1日10回やってみましょう。」
柔らかなゆるゆるとした話し方で、その方はおっしゃった。

生活の中で、意識してやってみる。
連続10回やれることはあまりなく、やり方もまだきちんとはできてないかもしれないけれども、とにかく日々のまにまにやってみる。

ここ数日、絶賛人生の転機のためてんてこまいで、やるべきことに追い立てられていた。身体の中から疲れが抜けず、じんましんに悩まされた。気がつけば、自分の中に余白が足りなくなっていたのだった。
実家に久々に帰省していたこともあり、一人になれる時間が少なく丹田呼吸のことをすっかり忘れてしまっていた。
そんな時こそ、丹田呼吸の出番であろうに。

丹田呼吸をして、自分に余白を作ろう。
どんな効果があるか(ないか)は、続けてみないとわからないけれども
まずは続けてみよう。
何かに追い立てられる日々は、ストレスが高まり心身に不具合が生じる。
丹田呼吸で、自らにブレーキをかけるのだ。
訳のわからない日常に、流されまい。
ノーモア不調。
少しでも気分良く日々を過ごせますように。
私は、密かに決意した。

リアルではお会いしたことはなく遠く離れた場所に住むあの方に、良い報告ができればと思う。



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