ガーシュインの音楽と、珠玉のダンスナンバーたち！！！！ハッピーな作品が見たくてのチョイスでしたが、大正解！！！

老朽化した劇場の復活をかけ、一致団結する人々が繰り広げるとりかへばやバタバタラブコメ、とまとめられると言えばまとめられるけれど、決してそれだけでは無いのです。

夢を追いかけること、自分に真摯でいること。自分にとっての幸せの形を諦めないこと。幸せは思いもしないタイミングで、思いもかけない形でやってくること。

夢に反対する親に子どもは辟易するけれど、親も子どもの幸せを願って口うるさくなっているだけ。

日常には、宝物がたくさん埋まっているのです。こちらが気づくか気づかないかだけのこと。不幸せを探しにいけば不幸せが見つかる。そちらの方が得意な人もいるけれど、その逆だって同じくらいの可能性があるのです。(自戒を込めて)

楽曲「I Got Rhythm」の舞台版元ネタ、ようやく見ることができました！ものすごいエネルギー感！多幸感！

そして、ウィットの効いた会話の応酬！

"I'm beside myself!" （「激おこぷんぷん丸」、の口語表現と、文字通りの「俺の隣に俺がいる！」の掛け言葉）では、ザングラーがお客さんを煽ってたw 

ほれほれ、拍手してくんないと先に進まないよ、的な。

コルクを取り損ねて周りに茶化される人がいたり（アドリブよね、あれ）、「Book of Mormon」に対する愛ある茶化し（？）があったり、ライブだからこその笑いも沢山。

全員がハッピーになるエンディングを予定調和と揶揄する人もいるかも知れませんが、そんなハッピーが人を救うこともある。

ほかほかな心で劇場を後にしました。ああ、楽しかった！

明日も良い日に。