夏休みが終わって、活動を再開しております。

　最近になって、妻と「白髪が減ったね」という会話になりました。実は、６月下旬辺り前頭部や側頭部の白髪がかなり凄くて、「もうジョージ・クルーニーみたいなグレーにしてしまおうか」なんて冗談を言っていたほどだったのですが、夏休み明けにほとんど無くなっていたのです。

　先日美容室でカットをした際に店長に話したところ「あ～、過労やストレスで白髪になるケースはよくありますよ」とのこと。

　思えば、５～６月はオーケストラの公演に加えコンクール前のレッスン依頼で全国飛び回って２ヶ月くらい休みが全くなく、それに加えてコントラバスコンテストのDVD完成が遅れ、発送が出来ず保護者の方々から厳しいお声の連絡を頂いていた時期で、体力的にも精神的にもかなりストレスが溜まっていたことは事実です。
　正直DVDで少しは儲けを出せるかと思っていたらむしろ赤字になったので、次回以降DVDを作成するべきなのか、ネット配信して終わりにするかどうか、悩んでいます。

　さて、そんな話はさておき、薬を使わずに白髪が減るなんて事が実際にあるんだと知り、改めて人体の不思議に驚かされています。

　これからも白髪が増えたら「あ、何かストレスを抱えているんだな」とか「今の仕事がきついのかな」などと想像して頂けたら幸いです。そのうち、「いつもこのオケで演奏しているのに指揮者が変わったら白髪増えたな」「ブラームスでは黒々としていたのにシベリウスでは白髪が・・・」なんて、それこそ《白髪メーター》みたいになったりして。

　でも、美容室の店長曰く「白髪は良いほうですよ。本当に追い込まれると髪の毛は抜けます」と言われたので、そこまでストレスを抱え込まないように生きていきたいと思います。