どう出版

「行動している人」の原動力を探り、エネルギーを伝えるインタビューを中心に発信。記事一覧 → http://www.dou-shuppan.com/interview/

特集 富木謙治の目指したもの

競技理論の原点を探る―

日本古武術を心から愛し、その保存・伝達に生涯を捧げた富木謙治。
富木が“試合のある合気道”を唱えるに至った背景には、二大武術家・嘉納治五郎と植芝盛平の存在があった。富木の目指した合気道とは――

日本合気道協会(富木合気道)は、そのカリキュラムの中に試合を導入したことで、これまで合気道界から異端視されてきた感がある。柔道家であり教育者でもある富木謙治師範は、嘉納治五郎、植

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AIKI EXPO 2002 特別座談会

組織、会派の壁を越えて

<出席者>
養神館本部道場道場長 井上強一
大東流合気柔術本部長 近藤勝之
沖縄古伝空手心道流師範 宇城憲治
本誌編集長 スタンレー・プラニン

ラスベガス・ネバタ大学のキャンパスで、本誌編集長をまじえたエキスポならではの特別企画、合気道、大東流、空手道の各派のトップレベル師範による特別座談会が行なわれた。
日本武道を守り伝えていくために、いまなにが指導者に求められている

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奥村繁信 合気会本部道場師範

現代と合気道

戦前の満州で富木謙治師範の下で合気道を始め、敗戦の混乱期には同世代の故合気道二代道主・植芝吉祥丸氏と共に、合気道の復興に尽力した奥村繁信師範。いくたびかの時代の節目を体験してきた師範が、いまあらためて、現代に合気道の果たす役割、価値を語る。
(取材:スタンレー・プラニン/編集部)
※所属や肩書きは、季刊『合気ニュース』に掲載当時のものです。

戦争を運でくぐりぬけて

―― 先生は

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西尾昭二 合気会師範

入身一足
――勝負は触れ合う前に決まっている――

合気道が真の武道であるために

「大先生は触れ合う前に勝負は決まっているとよく言われました。
 やはり合気道は、その時すでに相手を的確にとらえる、
 相手の攻撃を食らわない位置にはいってなきゃいけないんです」

 本誌では、合気道の可能性の実現をテーマに、原点である盛平翁に戻ることを提唱しているが、すでに20数年前より、合気道から武道性が失われる

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ロバート・ナドー シティー合気道(サンフランシスコ)道場長

身体的な次元を超えた合気道を

武術を学ぶため、日本に渡った22歳のロバート・ナドー氏は、合気会本部道場に入門、植芝盛平翁から深い感化を受ける。
帰国後、合気道普及のかたわら氏独自の心身トレーニング法を開発し、その指導にあたってきた。アメリカの合気道指導者としての30有余年を振り返り、若き日の修業時代、ユニークな心身鍛練の指導方法について語っていただいた。
※所属や肩書きは、季刊『合気ニュース』1

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