2/5(月)くず野菜のポタージュ

今日から書籍の撮影。あいにくの天気だったけれど店の光は晴れの日よりも安定していて、24種のマフィンがなんとか撮り終われてほっとした。嬉しかったのはデザイナーさんと写真家さんが楽しそうに撮影をしてくれていたこと。写真もデザインもマフィンも全てがひと続きになってできる本なので、バトンを受け取るような気持ちでマフィンを焼いていて、バトンが楽しそうに回されているのを見るのがいちばんのやりがいになる。

体調は昨日からいまいちで、息子の胃腸炎が淡く映っているもよう。昨日は久しぶりに食欲がなく、うどんしか食べたくなかった。今日は少し食欲が戻り、味覚も濃いものをおいしいと思えるようになった。

撮影が終わり店を掃除して、よろよろ帰宅。夕飯はほぼ買ってきたものと残り物。あとはポタージュ。撮影でたくさんの野菜を下ごしらえしながら、なんとなく捨てられずにとっておいたへたや根っこを昨日のうちに塩で蒸し煮にしておいた。
本当はまかないに出すつもりだったけれどそんな時間は全くなく、塩茹でにされただけの野菜たちが鍋に残っていたので、今日の撮影で出た野菜の残りも合わせてもう一度煮込み、くたくたになったらブレンダーにかけて白だしと牛乳でポタージュに。ベーコンやチーズもまとめて煮てブレンダーにかけるという荒療治。でも、おいしかった。根っこの苦味がいきた力のある味がして、今の体調にぴったりだった。

マフィンに使う野菜の下拵えをしていると、野菜をどこまで使うか迷う。有機で頑張っている農家さんから仕入れているので元々皮はむかないけれど、へたや根っこも使えるのでは?と勿体ない気になる。
コンポストにするもいいけれど、私は食べ物を捨てるのがどうしても苦手なので食べられたら一番いいなと思う。コンポストがわりのポタージュが自分には合っているのかもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?