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人生はクリエイティブだ!というクサイ話

あなたがなりたいもの、目指すのはどんなデザイナーだろう。
誰にでも、目指すデザイナー像はあるようです。

この人のデザイナーとしての
振る舞いが好き、
発する言葉が好き、
デザインが好き・・
だからこのひとみたいなデザイナーになりたい!みたいな。

人により、目指すデザイナー像が違うから面白い。


と言っときながらなんですが・・・
わたし自身、個人的にこの人に憧れてとか、この人みたいになりたいというのはなくて。憧れって大事だと思うけど、昔からそういうものをうまく作れない類の人間です、よろしくね。




改めてクリエイティブとは

クリエイティブって言葉の意味をググってみましたよっと。

個性的な発想や表現ができること、独創性をもつことを表します。

ふむ、なるほど。
私たちデザイナーってわかりやすいクリエイティブな仕事だと思うけど、
クリエイティブって言葉の意味で考えると、これって何にでも言えるよなーと思うのです。


大枠でいってしまえば「人そのもの」もそうだし、「人生」そのものもそう、家のインテリアだってそうだし、仕事のしかただってそう。子育てだってそうかもしれない。
捉え方によっては、全てがクリエイティブで、なにひとつ同じものはない。

40歳を超えるあたりから、そんなことを考えるようになった気がします。


うちの「子育てクリエイティブ」


うちの子は、長男現在高2、次男現在高1。
若いおじさん2人と、本物のおじさん(だんな)という家族構成です。

年子で年齢の格差もないし、育った環境も同じ。
なのに、全然違う「人」になりました。

ふたり、見た目は似てるところもあるらしい。(友人に言われる)
さすが遺伝子と認めざるを得ないことも多くある。
確かに後ろ姿は似てるし、目を開けると似てないけど、なぜか寝顔は似てるとか。

長男のお尻はだんなにそっくりで、次男のお尻はわたしにそっくりで笑った事がある。今はしらんけど笑

遺伝子ってすごいね。不思議。
そんな兄弟だけど決定的に違うのは、かける言葉による捉え方、反応。


だから同じことを伝えるのにも、表現の仕方を絶妙に変えています。
2人とも県外の寮生活なので、連絡はもっぱらLINE。
文字だ声のトーンも表情もないから、なかなか表現も難しい。
下手すれば全く違く伝わってしまう可能性もあるし、打っては消しを繰り返すときだってあります笑


これもまさにクリエイティブやなと思うわけです。


子育てって永遠のテーマだよね


子育てって正解がないし、
その子が大人になってこうなったら正解、
そうならなかったら不正解なんていう
そんな単純なものではありません。


大人になあった本人の捉え方次第だけど、適当に育てられたという経験から、なにくそで頑張れる人もいるだろうし、褒められて育てられたから、自己肯定感が高い人もいる。

でも逆に、「適当に育てられた」と勝手に人と比較して、
親のせいでこんなんだ、親ガチャ失敗だ、なんていう人もいるし、
親に怒られずにきたから、メンタルが弱くて・・なんて人もいる。

だから子育てに正解なんてないし、その子自身の考え方・生き方がすべて。
その子の経験からでしか、なにも見出せない気がしてます。

大人になれば、そもそも親の影響なんて、ほとんどない。
見た目の影響くらいじゃない?と思うのよね。


育った環境は変えられない。どう生かすかが勝負


わたしは母が精神障がい者です。
こどもの頃は確かに、なんでやねんと思うこと、周りの人から「は?」と思うことも言われたりしたし、都度辛かった気もします。
なんでわたしだけとか、思った時代もありました。

でももし母が健常者なら、そんな経験もなかったし、その時の辛い、なんともいえない気持ちになることもなかった。
それはそれで幸せなのかもしれないけど、知らないよりは知ってた方が良いし、健常者に育てられるのが普通なら、普通の人とは違う経験ができたかなって思えるようになりました。(こどものころはとても思えなかったけど)

わたしが育った環境は、今のわたしに少なからず影響してるのは間違いないけれど。
でも、大人になった「今」は親がどうかなんて関係ないし、誰も自分の親のことなんて、知らないし聞かないし。興味ないでしょという話。

というか、親を言い訳にして文句垂れてる状態から脱することができなければ、なにも変わらないし、自分だけが損をする。
自分の人生は自分で切り開いていくしかない。


母が子に願うこと


そんなわたしも、18年前、親になりました。
あっという間に高校生になっちゃって、
いつの間にかわたしよりデカくなっちゃって、
いっちょまえに調子こいたこともいいます。笑

母が子に願うこと。
自分で自分の人生を切り開いて欲しい。
人のせいにせず、自分で挑戦して人生を作っていってほしい。

頼りにならん母だけど、帰るところだけは用意しておきます。
いつでも帰ってきていいから、やりたいことをやりなさい。

あの子はどんな仕事をするのかな。
あの子はどんな人と結婚するのかな。
母は楽しみだ。

存分に人生を謳歌してくれたまえ。




今日も読んでくれてありがとう(きす)



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