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ミニシアター千葉劇場で映画「福田村事件」を見る!

こんにちは、サカモトです。

知る人ぞ知る、ミニシアター千葉劇場で映画を見てきました。

こちらの映画「福田村事件」です。

えっと、この事件は関東大震災の5日後に起こった虐殺事件を題材にした映画です。香川から千葉県の福田村(現在の野田市)に来ていた行商の一行を朝鮮人と間違えて、関東大震災後の混乱に乗じて虐殺する事件です。

関東大震災当時は朝鮮人が放火や暴動を起こしているとデマが流れ、6000人もの朝鮮人が虐殺されたそうです。それだけ朝鮮人を恐れていたということですね。

虐殺された人たちの中には妊婦もいたりして、なんともやりきれない事件です。

自分が住む千葉県で起こった事件であること、また、今年は関東大震災からちょうど100年後ということもあって、見に行きたいと思っていたところ、近くのミニシアターである千葉劇場で上映していると知って見に行ってきました。

内容は、ミニシアター系で上映されるような映画だなと言う感じです。好き嫌いが分かれる映画でミニシアター系の映画が好きな人には楽しめるでしょう。

そんな映画にも関わらず、キャストは、井浦新、田中麗奈、永山瑛太、柄本明、水道橋博士など有名キャストをこれでもかと使っていて驚きました。

そうそう、「ひろゆきを世界の果てに置いてきた」に出演していた東出さんも出てましたね。船頭役で出演のほとんどを上半身裸で、こんなに背が高くて、体格ががっしりとした人はこの時代にいないだろうと心のなかでツッコミを入れてました。

福田村がどんな村でどんな人間模様か、そして香川の行商人の一行がどんな人間たちだったか、丁寧てに描いていて、その点はよかったですね。

上映館も増えているようでして、イオンシネマ系列を中心に全国で上映されているようです。みなさんもよければご覧ください。


と、あんまり書くとネタバレになってしまうので、内容の話はここら辺にしておくとして、千葉劇場の話を少しします。

千葉劇場は実は高校時代にたまに行っていた映画館で、約30年ぶりでした。(歳がバレちゃうな)

ほとんど記憶になかったんですが、建物が先日見た映画「キネマの神様」に出てくる映画館にそっくりでした。

千葉劇場の建物、懐かしい!


入り口


廊下


座席はなんと自由でした、昔はみんなそうだったなぁ!

たまにはこういう映画館で見るのもいいですね。

しかも、他の上映作品が「ウェルカム トゥ ダリ」と「アイヒマンが処刑された日」という渋い組み合わせでした。

9月16日

キネマの神様について書いたのはこちらの記事です。


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