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シン・ニホンと6月1日

6月になりました。

今日から出社の皆様、お疲れ様です。

5月中旬、安宅和人氏の「シン・ニホン」を購入し、読んでいました。

情報量が多く、用語の説明やグラフや参考写真などが多く載っており、教科書や参考書のような丁寧な本という印象を受けました。

自分自身、AI×データへの理解が浅く、読み進めるのが大変で、正確に理解するには相当時間を要するなと、己の理解力の乏しさを痛感しましたが、動画サイトに上がっていた解説などを、合わせて見ることで、なんとか大筋の内容を理解するに至りました。

データ×AIでは世界的にみて大幅な遅れを取っている日本。GAFAなどに完全に出遅れた日本の状態は、黒船来航に匹敵すると。しかし歴史を振り返っても、日本は0→1はできた試しがないよね。でもここまでやって来れたのは、第2フェーズ(高度な応用)、第3フェーズ(エコシステム構築)が強いからだよね。産業革命と同じような大局観で、データ×AIも進んでいく。ここからは持ち前の「出口産業」「妄想力」で、データ時代の第2、第3フェーズから戦っていこう。革新は既得権益、古い企業や人材からは生まれないので若者に投資しよう、みたいな内容が、かなり丁寧に細かく書いてありました。

日本の成長を妨げている人種の揶揄として「ジャマおじ」という言葉が出てきますが、現在31歳の自分も他人事ではありません。理数教養ありませんし、バランス型長男気質というのも、旧タイプに属している気がしてなりません。しかしまだまだ戦っていく世代。自分たちで変えていくんだという気概が必要なのでしょう。他人事と我関せずのスタンスでいるとあっという間に「ジャマおじ化」です。

ざっくり感想文。




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